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コンビニバイトの男の子
第9章 雨

悠希が膝から手を離したが、萩子は言われた通りにM字開脚の姿を保つ。
「手は頭の上」
少し命令口調で告げると指示に従い、肘を外側に倒して自ら脇毛も晒した。躰が赤く染まり、小刻みに震えている。強い興奮を感じているのが明らかだった。
悠希が股間の真ん前に座る。貴之は横から覗き込んだ。
「毛がないと、よく見えますね」
ふたりに向けたように悠希が告げると、両手を脚の付け根に添え、親指で陰唇を左右に寛げた。
(おおっ、中まで丸見えだ)
指先の感触だけしか知らなかった陰襞だけでなく、尿道口と膣口も露わになる。膣口はひくひくと蠢いて愛液を溢れさせていて、雫が下に伝い始めている。陰核も包皮から剥き出され、真珠のように艶を纏った姿を現している。妻の陰部の全てが、モニター越しでは無く、目の前にあった。
「あぁぁ・・・」
萩子はまじまじと見られていることを感じ、身悶える。
「ここを剃っていることも、貴之さんは知らないんですか?」
「・・・見られるようなこと、無かったから」
悠希は、萩子の股間からガン見している貴之に視線を向けた。貴之も見返す。
「それって、貴之さんとセックスしてないってことですか?」
「・・・うん」
「もしかして、その前からも?」
「うん」
「貴之さんとセックスレスなんですか?」
「そう、なるかな」
悠希は、貴之に顔を向けたまま萩子と会話を続けた。その顔に、嗜虐的な嗤いを浮かべている。既に貴之から聞いていたことを、あえて妻から確認していると気付いた。
「どれくらい?」
「・・・2年近く」
「そんなに?それは貴之さんが酷くないですか?」
萩子に同情するふりをしながら、貴之を責め立てる。
(でも、責められても仕方ないよな・・・)事情はどうあれ、夫婦の営みを怠ってきたのは事実だった。
「さっきも言ったけど、そういうのにもう関心無いみたいだから」
萩子が再び言った“関心ない”が、重くのしかかってくる。
(シュウが、離れていってしまう・・・)
「手は頭の上」
少し命令口調で告げると指示に従い、肘を外側に倒して自ら脇毛も晒した。躰が赤く染まり、小刻みに震えている。強い興奮を感じているのが明らかだった。
悠希が股間の真ん前に座る。貴之は横から覗き込んだ。
「毛がないと、よく見えますね」
ふたりに向けたように悠希が告げると、両手を脚の付け根に添え、親指で陰唇を左右に寛げた。
(おおっ、中まで丸見えだ)
指先の感触だけしか知らなかった陰襞だけでなく、尿道口と膣口も露わになる。膣口はひくひくと蠢いて愛液を溢れさせていて、雫が下に伝い始めている。陰核も包皮から剥き出され、真珠のように艶を纏った姿を現している。妻の陰部の全てが、モニター越しでは無く、目の前にあった。
「あぁぁ・・・」
萩子はまじまじと見られていることを感じ、身悶える。
「ここを剃っていることも、貴之さんは知らないんですか?」
「・・・見られるようなこと、無かったから」
悠希は、萩子の股間からガン見している貴之に視線を向けた。貴之も見返す。
「それって、貴之さんとセックスしてないってことですか?」
「・・・うん」
「もしかして、その前からも?」
「うん」
「貴之さんとセックスレスなんですか?」
「そう、なるかな」
悠希は、貴之に顔を向けたまま萩子と会話を続けた。その顔に、嗜虐的な嗤いを浮かべている。既に貴之から聞いていたことを、あえて妻から確認していると気付いた。
「どれくらい?」
「・・・2年近く」
「そんなに?それは貴之さんが酷くないですか?」
萩子に同情するふりをしながら、貴之を責め立てる。
(でも、責められても仕方ないよな・・・)事情はどうあれ、夫婦の営みを怠ってきたのは事実だった。
「さっきも言ったけど、そういうのにもう関心無いみたいだから」
萩子が再び言った“関心ない”が、重くのしかかってくる。
(シュウが、離れていってしまう・・・)

