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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
また白昼夢が浮かぶ。手を広げて待ち構えていた悠希の胸に萩子が飛び込んだ。ふたりとも全裸だった。
(うぅぅ、シュウ・・・)
躰から力が抜ける。しかし、脳は沸騰したように熱い。過呼吸のように胸が苦しくなる。
「んっ!」
嗚咽が出そうになり、両手で口を塞いだ。寒気に襲われたように全身が震えてくる。それでも視線は萩子から離れない。
悠希はベッドに伝わる振動を誤魔化すように、律儀にM字開脚を保っていた萩子の両膝を荒々しく掴み、更に外側へと押し開く。秘所が上向きになり、照明に照らされた。貴之の目が吸い寄せられる。自らの卑猥な言葉に反応して愛液を滴らせていた。
「貴之さん、クンニもしてあげてないんですね。それじゃ、ここのほくろを知らないのもしょうがないか」
悠希がそのほくろを指で突っつく。それだけで、萩子は甘い喘ぎ声を上げた。
「あぁん、もっとぉ」
「2年近くセックスレスで、その前も旦那さんの拙いセックスじゃあ、欲求不満も溜まりますよね」
夫の尊厳を踏みにじる言葉で、貴之の寝取られ気質を煽る。
「僕が満たしてあげます。躰も・・・」
悠希の顔が女陰に近づく。
「心も」
貴之が胸を抉られながら注目する目の前で、悠希が陰唇に口づけした。
間髪を置かずに、萩子が達した。
「ああ逝くうぅっ!!」
あまりの声量に、萩子の顔を見る。
そこには、目を隠してはいたが前回モニター越しに初めて見た逝き顔を超える、凄惨で淫らな妻の顔があった。紅潮した顔は口をだらしなく開け、舌を飛び出させていた。へっへっへっと、まるで犬の様な荒い呼吸と共に、躰が小刻みに痙攣している。焦らされ、待ちに待った愛撫によって一瞬でもたらされた絶頂が、暫く萩子の体内を弄んでいることを証明していた。
真上を向いていた顔が、こちらに傾く。どきっとして、見えない視線を避けるように乗り出していた躰を引いた。
(えっ?)
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