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第7章 7

裁判官が場を収め裁判は進められ最終的に懲役15年が言い渡された、両親は呆気にとられ気力なく帰ってた。被害者側も喜びなどなく怒りや悲しみ、様々な感情を胸に帰ってたようだった。その後私とジョーンは離婚となり、日本に帰ることになった。結局のちにジョーンはメアリーも殺そうとしたが失敗しメアリーは身を隠すためにホームレスになっていた事が明らかになった。さらに数年前に事故で元カノが死んだと言っていたが意図的に殺したということが明らかになったり彼の代わりに別の人物を刑務所に送っていたということが判明しジョーンの両親は数十年の刑期を言い渡されジョーンは終身刑に刑が繰り上げられた。地元の新聞紙でもこのことは大きく取り上げられた、もちろん私にも取材が来たが日本での生活も考え全て断った。私は全てを失いまた日本での孤独な日常に逆戻りとなった。また新しい人と出会い幸せになりたいという気持ちはあるが異国での経験から恋愛ができなくなってしまったことは誰にも言っていない私の秘め事なのだ。誰にも打ち明けられない秘密だ。