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感情の欠片
第1章 過去

男のペニスが先端から膣内に侵入してきた時、痛みはあった。
ただ、それだけだった。
喜びも、興奮も、ましてや愛しさのような感情は、微塵も湧いてこなかった。
私はただ、頑張って腰を動かす男の表情を観察していた。
苦悶と快感が混じり合った顔を、冷静に見つめていた。
痛みが薄れてくると、体が勝手に反応し始めた。
「んっ……あっ……」
声が漏れた。
それは単なる肉体の反応に過ぎないのに、男は喜びの表情を浮かべていた。
どうやら、ある程度喘ぎ声を上げると、男は興奮するらしい。
男が果てた時も、私は彼の表情を見ていた。
ただ、それだけだった。
喜びも、興奮も、ましてや愛しさのような感情は、微塵も湧いてこなかった。
私はただ、頑張って腰を動かす男の表情を観察していた。
苦悶と快感が混じり合った顔を、冷静に見つめていた。
痛みが薄れてくると、体が勝手に反応し始めた。
「んっ……あっ……」
声が漏れた。
それは単なる肉体の反応に過ぎないのに、男は喜びの表情を浮かべていた。
どうやら、ある程度喘ぎ声を上げると、男は興奮するらしい。
男が果てた時も、私は彼の表情を見ていた。

