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わたしの放課後
第10章 ボールギャグ
 おじさんのお店の本棚はわたしにとって宝の山。勝手に探検しては『お宝』を掘り出して悦に入っている。学校の図書館でも同じようなことをしていたけれど、自分の気持ちの”上がり具合”がなんというか、格段に違うのです。

 棚に並ぶ本の背表紙をゆっくりと目で追っていき、気になった本を抜き出してページをめくるときのワクワク感。通路の奥には、紐でくくられたままの本や雑誌の束もあって、おじさんの許しを得て紐を解くときのドキドキ感。

 (あ…この本は、見たことがある…。確か、あの棚のあたりにあったはず…)

 既に見たことのある本を見付けたら、隣に並べてあげる。同じ本でも色あせた感じが違っていたりして、それぞれ違う道のりを歩いて来ながら、いま再び隣り合っている2冊の本に、勝手に不思議さを感じてはよろこんでいるのです。

 そして今日、紐を解いた束は、なんというか…アダルトな雑誌の数々。お店に持ち込んだのはどんな人だったのだろう…? おじさんはいくらで引き取ったのだろう…? …って、あれこれ想像しながら、雑誌のページをめくっていくのです。

 『妊娠確実! 種付けプレス!』

 …うわ、すごい。この制服、わたしの学校のによく似てる。ネクタイの色合いがちょっと違うくらい。自分で膝の裏を抱えて、あそこを真上に晒している女の子。そして、いきり立ったおちん〇んを真上から突き刺しているオジサン。

 この感じ、わたしの好きなイメージ。おじさんとはこんなセックスはしたことはないけれど。ただひたすらに身体を貪られる感じになぜか憧れてしまう。ページをめくっていくと、女の子は口にボールのような器具を嵌められている。ふーん…『ボールギャグ』っていうんだ。わたしは、この前見つけて密かに棚に置いている事典を開く。

 【ボールギャグ】…口枷(くちかせ)の一種。穴の開いたプラスチックのボールを咥え、ボールの両サイドから出たベルトを頭の後頭部で固定する口枷。ボールを被拘束者の口に咥えさせ、革紐によって固定して使用する。被虐者の自由を奪い、喋ることを制限する効果はあるものの、声や言葉を塞ぐ効果を求める本来の猿轡の役割よりも見た目の卑猥さと涎が垂れ流し状態になる羞恥心を煽るのがボールギャグ本来の用途。時間が経つとボールの穴から涎が自分の意志とは関係なく垂れ流し状態になり被虐者の拘束感や屈辱感をさらに高める。
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