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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
「というか、実雅子。お前って男友達がまったくいないように思うけど」

と、心配そうに話す義隆。

「いる?要らないと思って生きてきたわ。そもそも、二十二歳まで、結婚するなんて思ってもいなかったわ。だって、男って汚らわしいって思っていたから」

と、笑う実雅子。

「でも、俺と結婚したじゃないか?」

と、不思議そうに聞く義隆。

「それは、爽やかで清潔感があって、男臭くなかったから。悪く言えば、男らしくなくて、異性を強く感じさせなかったから。実際、優しいし、大人しいし、気遣いできるし、わたしにとって、理想の男性だったから」

    そう。
    理想の男性だった・・・。
    過去形。
    たぶん、夫の
    爽やかな感じ、
    清潔感のある感じ、
    その感覚からすると、
    古びた思い出の品を
    後生大事に仕舞うという
    わたしの感覚は
    理解できなった。
    でも、それは、
    わたしにとって
    かけがえのない
    思い出の品だった。
    そう、いくらお金を
    出しても買うことが
    できない。
    そう、プライスレス。
    初めて生まれた
    価値観の相違。
    そして、もうひとつの
    価値観の相違は、
    SEXに対して。
    子供が生まれないから
    生産的ではないと
    考える夫と、
    子供は生まれなくても、
    カラダがつながることで、
    精神的なつながりが
    維持できると
    考えるわたしのズレ。
    すべてを手に入れたいと
    思うのは欲が
    深いのかもしれないけど。

「だった」

義隆は、やはり、繊細だった、実雅子がそこに過去形を使ったことに気が付いた。

「今は理想じゃない?何か不満がある?」

と、聞く義隆。黙る実雅子。

「セックスレスに関してだろ?」

と、義隆が笑った。実雅子もその言葉を待っていた。

    わかっていないはずがない。
    『寝取り・寝取らせ』の
    アダルト動画を見ているのは、
    単なる性的嗜好ではなくて、
    性的なことに淡白な夫なら、
    何か意味があるはず・・・。
    それが何なのか?

気になっていた実雅子。
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