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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
     夫には夫の考えがあるはず。
     『寝取り・寝取らせ』が
     夫の性嗜好だとは
     思えない・・・。
     それに、それなら、
     今までに
     その片鱗があるはず。
     でも、まったくなかった。
     とはいえ、
     『寝取り・寝取らせ』の
     アダルト動画を
     ダウンロードして
     閲覧しているのは事実。

そんな実雅子の思考を読んだように、

「俺は、その佐川くんと、実雅子が何らかの結びつきができればと思っている。とはいえ、俺は佐川くんを知らない。あくまでも、俺が会って、話して、信頼できるなら、幼馴染として、そして、信頼できる友人として、付き合っていけるなら、いい関係になるのではないかと思っている」

「セックスレスについても、俺は何も考えていないわけではない。ただ、俺は体力的にも精神的にも、これから益々、性欲も、性的好奇心も湧いてくる年齢になる実雅子の期待に応えられない」

「言っていなかったが、仕事柄、座っていることも多いし、細かな作業が多いこともあって、閉院後の作業中に坐骨神経痛になった。整形外科に掛かったが、日にち薬と言われ、痛み止めだけを貰って誤魔化したときがあった。お前には心配させたくなかったから黙っていたが。これでは、お前を満足させられない。というより、俺自身、性的な経験が不足していて、充分に、お前に性的な経験を積ませてやれていないし、多分、エクスタシーを感じたこともないはずだ。俺が不甲斐ないばかりに、済まなかったと思っている」

「俺ができないからと言って、お前を道連れに、セックスレスで我慢させるのは忍びないし、せっかくの人生、気持ちよくなることを知らずに終わらせるわけにはいかない。俺の手で無理なら、誰か、そういう経験が豊富な男に頼るしかないと思っている」

「実雅子が、俺のノートパソコンにダウンロードしている動画をコピーしたのは知っている。俺が閲覧した時間帯以外の時間に閲覧記録があったからな。別に責める気はない。俺が何をしているか気になったのは仕方がない。いや、閲覧してくれたことで、俺が何を考えているか、多少なりとも伝わったと思う。俺は、お前に幸せになって欲しい。そのためには、セックスレスではいけないと思っている」

と、思いつめてきた気持ちを一気に吐き出した義隆。
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