この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
誰にも言えない、紗也香先生
第8章 審判不在

アリスは再び“審判官”としての役目に戻っていた。
とはいえ、その姿はもう以前のメイド服ではない。
柔らかな白いオーバーニーを残しただけの裸身。
彼女は、ベッド脇のスツールに静かに腰を下ろし、頬を紅潮させながら二人の様子を見つめていた。
「……ルールを説明します」
小さな吐息をひとつ漏らしながら、アリスが言った。
「今回は、“双子の花”……姿も動きもすべて、ぴったりと一致していなければ、減点対象です」
「つまり——どちらかがズレたら、負け、ということですね」
リザが笑いながら、私の方へウィンクを送る。
「……はい。その通りです」
***
ベッドの上。
裸の身体は、自由を奪われている。
腕は後ろに回され、例の“反則行為”を防ぐために、艶やかな縄でしっかりと封じられていた。
「……サヤ、始めようか」
「うん……リザさん……」
ベッドの中央で、彼女の腰は静かに私の顔に降ろす、私の開いた太ももに彼女の息。
そして——お互いの熱を確かめ合うように、体を寄せ合った。
「んっ……」
「はぁ……」
二人の吐息が、まったく同じリズムで漏れる。
腰をわずかに揺らす。
太腿が、内腿が、すべて対称に、ぴたりと呼吸を合わせる。
器具の中心を境に、互いの揺れが伝わり、支え合うように、同時に高まっていく。
とはいえ、その姿はもう以前のメイド服ではない。
柔らかな白いオーバーニーを残しただけの裸身。
彼女は、ベッド脇のスツールに静かに腰を下ろし、頬を紅潮させながら二人の様子を見つめていた。
「……ルールを説明します」
小さな吐息をひとつ漏らしながら、アリスが言った。
「今回は、“双子の花”……姿も動きもすべて、ぴったりと一致していなければ、減点対象です」
「つまり——どちらかがズレたら、負け、ということですね」
リザが笑いながら、私の方へウィンクを送る。
「……はい。その通りです」
***
ベッドの上。
裸の身体は、自由を奪われている。
腕は後ろに回され、例の“反則行為”を防ぐために、艶やかな縄でしっかりと封じられていた。
「……サヤ、始めようか」
「うん……リザさん……」
ベッドの中央で、彼女の腰は静かに私の顔に降ろす、私の開いた太ももに彼女の息。
そして——お互いの熱を確かめ合うように、体を寄せ合った。
「んっ……」
「はぁ……」
二人の吐息が、まったく同じリズムで漏れる。
腰をわずかに揺らす。
太腿が、内腿が、すべて対称に、ぴたりと呼吸を合わせる。
器具の中心を境に、互いの揺れが伝わり、支え合うように、同時に高まっていく。

