この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
誰にも言えない回顧録
第3章 28歳 大学職員~続編
片脚を順番に上げるよう促される。
取り上げられる。
分かっていても拒めない。
違う、きっと心底では見てほしかったのだ。

布切れを掌中に収めた彼。
微笑を浮かべ、裏返したクロッチを見つめる。
ずいぶん…汗をかきましたね
予想もしなかった言葉に思わず顔を見返す。
彼はさりげなくポケットから自分のハンカチを取り出すと、そのままクロッチに押し当てていった。

(あっ…!)
丹念に染み込ませ、拭き取ったハンカチはそのままポケットにしまわれる。
持ち帰って、後でどうするつもりなのだろう。
この場かぎりで終わらない恥辱を思う。

そうなのだ。
彼は決して、私に対して卑猥な声掛けをしていない。
私の状態は見るも明らかなのに、かさにかかった言動は取らない。
それでいて、押しつけがましくはない強引さ。
まるで抵抗できない。

お身体を拭いてあげましょう
心配しないで
タオルが触れるだけです…

ローブ1枚の姿でベッドに座る。
膝立ちでベッドに上がり背後に回る彼。
手にはバスルームにあったホテルの刺繍が入った一目で上質と分かるバスタオル。
されるがままな私の首筋に、なんともふっくらとしたそれがあてがわれた。
四つ折りで束ねて掴んだ状態だから。
言うとおり、けっして手が触れることはない。
だかその時初めて素肌への接触を味わい、鳥肌が立ったのを自覚する。

見えていませんからね
安心して…
言いながら首筋を這ったバスタオルが肩越しに襟ぐりに滑り込んでくる。
私も何も言わない。
違う、妙な声色になりそうで声が上げられない。

躊躇うことなくタオルが胸元に忍び込んでくる。
はうっ…
たまらず声が漏れ出てしまう。
いつの間にかタオルの束がほどけ、二つ折りの状態になっている。
彼の手の形が、指の形が少し感じ取れてしまう。
彼の手も、きっと。

谷間に沿って潜り込んだタオルが、拭くというにはあまりに頼りない、微かな接触だけで乳房の輪郭を通り過ぎていく。
いっそ羽交い絞めにでもしてくれればいいのに、見事にタオル地しか接していない彼の行為。
寄りかかりようもなく、身悶えしたくなる上半身が苦しい。
生地の起毛が容赦なく胸肌をくすぐっていく。
やがてもう片方の腕も襟の合わせ目から潜り込む。
あくまでもタオルが。
両の乳房を同時に、容赦なくさすり立てていく。

ついに。
タオルが突端を探り当てた。





/92ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ