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夜をほどく
第10章 ゆらぐ日常、染まる影
「最近、なんか顔つき変わったよな」

昼休み、同僚の結月が煙草に火をつけながら言った。

「え……?」

「なんか……女って感じ。あたしは好きだけど」

からかうような笑みを浮かべて、煙の向こうから紗江を見つめる結月の目は、どこか鋭い。

「なにかあったの?」

「……別に」

視線をそらすと、結月は小さく肩をすくめた。

「言いたくなったらでいいけど。あたしは、味方でいるから」

その言葉が、やけに胸に刺さった。

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