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好色なる一族2
第4章 最期

トントン
芳雄は玄関を叩く音で目が覚めた。時間は深夜3時過ぎだ。Tシャツに短パンのまま起き上がった。
「はい」
「夜分遅くすいません。警察の者です」
チェーンをしてドアを開ける。赤いスーツのヤクザ風の男が立っていた。
「あの、牛原と申します」
牛原は警察手帳を見せた。芳雄はドアを開けた。
「こんな夜中になんです?」
ところが、牛原以外に2名の男がいて芳雄は抵抗むなしく拉致されたしまったのだ。
「やめろ、何するんだ」
牛原に腹に一発くらうと芳雄は気を失った。
どれだけ眠ったのか、目が覚めると廃工場のような建物だった。
「目が覚めたか?」
「俺に何の用だ?」
芳雄は全裸のまま両手を広げ吊るされていた。そして隣りには篠原ランも同じく全裸にされて両手を広げて吊るされていた。
「ようちゃん、ごめんね。私がようちゃんの名前を出したの」
「名前って?」
「田中社長を私の別荘に匿っていたことをようちゃんに話したって」
「何かされたのか?」
「平気よ」
篠原ランの太ももには血が流れたあとがあった。激しいレイプを受けたことが伺えた。
「竜田揚くん、いや大岩芳雄くん」
牛原の言葉にランは反応した。
「ようちゃん?大岩芳雄って」
「ごめん、俺の本名さ。父親が嫌いで名前変えてたんだ」
「父親は大岩大五郎元官房長官」
「やめろ」
芳雄の声に消されることなく、ランの耳にも入ってしまった。
「何で隠してたの?」
「あいつの子だと思いたくないから」
芳雄は玄関を叩く音で目が覚めた。時間は深夜3時過ぎだ。Tシャツに短パンのまま起き上がった。
「はい」
「夜分遅くすいません。警察の者です」
チェーンをしてドアを開ける。赤いスーツのヤクザ風の男が立っていた。
「あの、牛原と申します」
牛原は警察手帳を見せた。芳雄はドアを開けた。
「こんな夜中になんです?」
ところが、牛原以外に2名の男がいて芳雄は抵抗むなしく拉致されたしまったのだ。
「やめろ、何するんだ」
牛原に腹に一発くらうと芳雄は気を失った。
どれだけ眠ったのか、目が覚めると廃工場のような建物だった。
「目が覚めたか?」
「俺に何の用だ?」
芳雄は全裸のまま両手を広げ吊るされていた。そして隣りには篠原ランも同じく全裸にされて両手を広げて吊るされていた。
「ようちゃん、ごめんね。私がようちゃんの名前を出したの」
「名前って?」
「田中社長を私の別荘に匿っていたことをようちゃんに話したって」
「何かされたのか?」
「平気よ」
篠原ランの太ももには血が流れたあとがあった。激しいレイプを受けたことが伺えた。
「竜田揚くん、いや大岩芳雄くん」
牛原の言葉にランは反応した。
「ようちゃん?大岩芳雄って」
「ごめん、俺の本名さ。父親が嫌いで名前変えてたんだ」
「父親は大岩大五郎元官房長官」
「やめろ」
芳雄の声に消されることなく、ランの耳にも入ってしまった。
「何で隠してたの?」
「あいつの子だと思いたくないから」

