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好色なる一族2
第2章 事件
のり助のマンションはいわゆる30階建てタワーマンションで、21階だった。ベランダからは東京の夜景が一望できた。

Sはのり助に肩を借りながらやっと歩けるほどだった。抵抗する力などなくソファーに寝かされた。
「Sさん、Sさん、大丈夫」
眠っているようだった。寝顔がかわいいくて、腰が細くて、たまらなかった。こんな女を前にして何もしなかったら男じゃない。
「ほら、楽にしてあげるね」
そう言ってのり助はSの服を脱がし始めた。上着を脱がしてハンガーでクローゼットにかけた。白いブラウスに透けるブラジャー、上着を着ているときは気付かなかったが割り合いと胸があった。ちょっとだけ、触ってみる。もう1回触ってみる。Sは眠っている。息をするたびに胸が伸縮する。見たい。舐めたい。そんな卑猥な空気がこの胸にはあった。見るだけならバレないだろう。のり助はブラウスのボタンを1つ1つ外していった。前を開く。若々しいすべすべの素肌に白いブラジャー。肌が空気に触れてAは目覚めた。
「何してるんですか?」
「君が酔っているから、胸元楽にしようと思ったんだ」
Sは慌ててブラウスの前を閉じた。
「私、帰ります」
「その体では無理だ。泊まっていきなさい」
「いいえ、帰ります。タクシー呼んでください」
Sの瞳は怒りに満ちていた。
「内定が出るかどうかは私次第だ。太陽新聞に入れなくてもいいのか?」

少しだけ考えた。1次面接、2次面接、役員面接と這い上がってきたのだ。それが全部無になってしまう。それでも、やっぱり受け入れられない。

Sは上着を着て、鞄を持ち玄関に向かった。
「おい、待て。このまま帰ったらうちだけじゃない。マスコミは一切就職できないぞ」
「何で?」
「俺は政界と繋がっている。何でもできるんだ。さあ、来い」
のり助はSの腕を掴んだ。だがその腕を振り払い、Sは玄関に走った。だが玄関の鍵の開け方がわからなかった。そして万事休す、のり助に捕まってしまった。
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