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好色なる一族2
第2章 事件

「ということなんだ」
のり助は何があったかをすべて大五郎に打ち明けた。
「それでどうなった?」
「次の日にSに電話して謝罪した。あと必ず入社できるようにすると約束もした。部署も希望を通すとね」
「それで?」
「絶対許さない。貴社には行く気はないと言われて、電話切られたんだ。そして3日後に彼女は警察に届けて、昨日任意の聴取を受けたんだ」
「聴取では何て言ったんだ?」
「すべて合意の上だった。彼女の言っていることはすべて嘘だと」
大五郎は少し考えて
「まあ様子見よう。この手の事件は立証が難しいんだ。警察はどこだ?」
「A警察」
「息子が勤めている。何とかする」
「ありがとう」
「心配するな」
のり助はほっとした。
「実は明日からアメリカに行くんだ。マクドナルド大統領の補佐官マスク・メロンにインタビューして記事にするんだ」
「それは警察には?」
「話している。出国許可も出た」
「許可でたのなら大丈夫じゃないか?」
「わからない」
「期間はどれくらいだ?」
「1週間だ」
「短いから許可したのかな・・・。とにかくがんばってこい」
のり助は何があったかをすべて大五郎に打ち明けた。
「それでどうなった?」
「次の日にSに電話して謝罪した。あと必ず入社できるようにすると約束もした。部署も希望を通すとね」
「それで?」
「絶対許さない。貴社には行く気はないと言われて、電話切られたんだ。そして3日後に彼女は警察に届けて、昨日任意の聴取を受けたんだ」
「聴取では何て言ったんだ?」
「すべて合意の上だった。彼女の言っていることはすべて嘘だと」
大五郎は少し考えて
「まあ様子見よう。この手の事件は立証が難しいんだ。警察はどこだ?」
「A警察」
「息子が勤めている。何とかする」
「ありがとう」
「心配するな」
のり助はほっとした。
「実は明日からアメリカに行くんだ。マクドナルド大統領の補佐官マスク・メロンにインタビューして記事にするんだ」
「それは警察には?」
「話している。出国許可も出た」
「許可でたのなら大丈夫じゃないか?」
「わからない」
「期間はどれくらいだ?」
「1週間だ」
「短いから許可したのかな・・・。とにかくがんばってこい」

