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わたしの妄想日誌
第11章 演奏会
 そんな言葉が心に残りました。お友達の皆さんも満足してくれているようでホッとしました。おじさんはお友達の感想に静かにうなずきながら、わたしを見てにこっと笑いました。

 一曲目はわたしの独奏、二曲目はおじさんが演奏に加わってくれました。三曲目から先は…あまり覚えていませんが、お友達の皆さんも手拍子したり、演奏に加わってくださったりしながら楽しい時間を過ごしました。演奏がクライマックスに向かっていくと拍手が沸き起こりました。皆さんに応援いただいていることがエネルギーになってわたしの指先に伝わってくるようでした。

 わたしを囲んでいる皆さんから熱い応援をいっぱい浴びせていただいて、深い一体感を感じることができました。汗もいっぱいかいてしまいました。

 「楽器は常に綺麗にしておかないとね」
 「名器なのだからよくよくお手入れしないとね」
 「いい声で鳴いた喉もいたわらないとね」

 曲が終わるごとにおじさんとお友達が楽器…わたしのからだに飛び散った汗や体液を蒸しタオルで丁寧に拭ってくださっていました。お友達もからだを蒸しタオルで拭っていました。曲の合間には、はちみつの入った紅茶も飲ませてくださいました。もっと栄養もあるという液体を喉の奥に塗ってもくださいました。

 「では、最後に〇子ちゃんにわたしたちの感謝の気持ちを込めて盛大に…」

 最後の曲が終わったところで、ぐったりして横たわっているわたしに、おじさんとお友達が、熱い体液をいっぱいかけてくださいました。

 衣服をととのえて腕時計を見ると時間が思っていた以上にものすごく経っていて驚いてしまいました。外に出ると、曇っていた空のすきまから、夕日がのぞいていました。次の定期テストのときにも演奏会を開くことになりました。練習の時間もたっぷり取りたいし、おじさんのレッスンも受けたいので、早速、次回の出題範囲の勉強を始めようと思いながら、帰り道を急いたのでした。
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