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JKの相手はおじさん。それはそれでいいようだ。
第2章 はじまり
 「いいよ。今日の夜は雨すごいらしいぞ。帰り困るだろ」
 「いいよ。家近いし」和は女子校生の二年生。都内の学校に通っている。身長は170近くありモデル体型のスレンダー。ハーフのような大人びた顔。黒髪は肩に掛かっている。和を目当ての客もいる。

 「じゃあ、一時間だけ残業いいか。ご飯食べたい。それまで頼む」
 「オッケー」

 野木は店で買った弁当をバックヤードで食べる。一時間残業といっても弁当を食べ終えたら和を帰す。和の残業は実質十分ほどで、一時間後に野木が和のタイムカードを押す。野木は弁当を食べ終え店の裏の従業員専用の入り口でタバコを二本灰にした瞬間すごい音がした。落雷だ。それだけでなく空から豪雨が。野木は店に戻る。

 「わるい。もうあがっていいぞ。タイムカードは押しとく」レジで和はスマホを弄っていた。バイトの店内でのスマホの使用は禁止だ。和は、まるで気にすることなく。
 「傘持ってきてないんですよ。もうちょっとして雨やむまでいているから」スマホを弄りながらいう。店内に客はいない。
 「いいけど。やみそうにないぞ」野木は店に入口に立った。自動ドアが開く。どしゃぶりだ。
 「帰れなくなった。それで朝まで仕事した。それでタイムカード押してくれますか」いつのまにか和はスマホを弄るのをやめていた。
 「男女限らず未成年は深夜は働けない」
 「そこをなんとか。ワタシお金いるんだよね」
 「なんで」
 「来週カレシが誕生日でラブホデビューするから」野木はずっこけそうになった。すごいこというなと思ったが。信用なのか安心なのかわからないが、女子校生が、そんなことをいう。すくなくとも嫌われてないということだとうぬぼれた。

 「和がラブホ代。全部払うのか」訊いていいのかと思うが、嫌われていたり信用がなければキモイ。セクハラ。ウザい。もしくは無視で返事はない。
 「半々。カレシもバイトしているから。プレゼントも買いたいし」
 「なにをプレゼントするの」
 「まだ決めてない」和がはにかむ。

 「カレシはおなじ学校の人なのか」
 「先輩だね。今は大一」大学一年生なのだろう。

 その瞬間、また落雷だ。きゃっと和が声をだした。安心させるためではない。今日は、もう客はこないなといってシャッターを閉めた。雷雨を遮断するようにコンビニの入り口のシャッターが閉まった。
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