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JKの相手はおじさん。それはそれでいいようだ。
第3章 これから
 ふたりは段ボールが積まれたバックヤードにいた。パイプ椅子に和が座っている。野木は売り上げなど管理するパソコンが置かれたデスクの椅子に腰かけていた。

 「タクシー呼ぶわ」
 「いいよ。もうちょっと。ここにいる間、バイトしてるから時給あるよね」
 「ある」
 「店長って指輪してない。結婚してるの」野木は和を見た。スマホを弄ったままだ。「してない」よく見てるなと思った。
 「なんで」和はスマホを弄ったまま話をしている。
 「こどもが苦手だな。人のこどもを見たらかわいいなと思うけど自分のこどもは欲しくない」
 「はぁ、なにそれ、自分のこどもが一番かわいいでしょ。」和と眼があった。笑っている。
 「自分に似たこどもは欲しくない」
 「カノジョは」和は野木にカノジョの有無を訊いている。野木は会話が続くことがふしぎな気がした。もちろん悪い気などしない。
 「今はいない」
 「へぇ~。アルバイトに手をだしたりしないの」
 「今いっしょに働いてるバイトには手はだしてない」

 一瞬の間があったが和は手を叩いて大爆笑し。「バイトに手をだしたことあるんだ」スマホを長机に置く。
 「手をだしたはいいかたが悪いな。いっしょに働いて恋愛に発展したという意味。あたりまえだけど時給を上げるとかシフトを自由にしてあげるからとかはないぞ」
 「そういうの店長しなそうだよね。でも店長がアルバイトと付き合ったことあるんだね。なんか意外かも」
 「店長になってからはないかな。店長になる前のアルバイトをしていた時のアルバイトどうし」
 「そういうことか」野木はちょっとといって立ち上がりバックヤード裏の従業員専用の入り口の扉を開ける。雨は小降りになっていた。

 「おっ、帰るならチャンスだぞ。小降りになってる」そういってタバコをだして咥えて火をつける。
 「もうちょっと店長と話したいんだけど」
 「こんなおっさんと何を話することがあるんだ」うれしさを噛み殺し煙を吐く。
 「店長こどもきらいなんだよね。じゃあカノジョとエッチはしないんですか」
 「する」
 「矛盾してない。こどもできたらどうするのっていうか、そういうのするのおかしくない。できたらどうするするの」
 「パイプカットしてる」
 「なにそれ」
 「スマホで検索してみろ。」和は長机に置いたスマホを手にした。パイプカットといいながらスマホを弄っていた。
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