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幸せのカタチ
第3章 予知

そんな経緯もあり、香織の予知はかなりの確率で当たるのだ。
でも、出会うのは5月辺りからだと言う。
かなり先の話しだったので半分私は信じていなかった。
この話しを聞いてから私はまたFacebookの掲示板に投稿してみた。
だが、この人と言う人とは出会えなかった。
やはり、時期が早いのだろうか。
そう思い私はその後、Facebookの掲示板に投稿するのを辞めた。
その後、私はいつもの様な平穏な生活に戻って行った。
穏やかな日々を過ごしていた。
季節は流れて4月になった頃だったと思う。
確か4月8日だっただろうか。
突然、インスタからある人からメッセージが届いた。
誰がインスタからメッセージなど送って来るのだろう。
そう、思いインスタのメッセージを見てみた。
すると、こう書いてある。
「こんばんは。いつも、沢山の“いいね”をありがとうございます。竹内さん、ご無沙汰しています。お元気ですか?」
これを読んで始めは誰だか良く分からなかった。
でも、思い出してきたのだ。
今から3年前に1度ちょっとしたお互いの思いの行き違いで疎遠になってしまった人からだった。
ちょっと懐かしく感じてしまった。
でも、何故今頃インスタ経由でメッセージを送って来たのだろうか。
そう感じたのは言うまでもなかった。

