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幸せのカタチ
第6章 連休
季節は流れて新緑の眩しい季節になり、巷ではゴールデンウィークになっていた。
雅紀の次男である健太郎くんが新潟に帰省していた。

健太郎くんは今年で二十歳になる。
とてもお父さん子で食欲旺盛で良く食べるのだ。

今回帰省したのも父雅紀の手料理が食べたかったからだった。
雅紀はとても料理が上手なのだ。

料理が趣味だとも言っていた。
子供がリクエストする料理を雅紀は淡々と作ってゆく。

その腕前はちょっとしたシェフ並みだったのだ。
今回も健太郎くんが好きなチャーハンをリクエストされていた。

そのチャーハンを雅紀は作ってゆく。

「父さんの作るチャーハンは最高だよな…」

そう言いながら健太郎くんはチャーハンを頬張っていた。
そのチャーハンの写真などを私にも送ってくれるのだ。

食べたくなったのは言うまでもない。
私は電話でその事を伝えた。

すると、雅紀はこう言ってくれる。

「7月に未来さんの家に行く時に“豚の角煮”と“かもの燻製”を作って持ってゆくよ…」
「えー?本当に?」

「本当だよ…未来さんに食べて貰いたくて仕方がないんだ…」
「豚の角煮なんて何年も食べてないわ…」

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