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幸せのカタチ
第7章 プレゼント

7月と言えば、私の誕生日の月でもあった。
今年で62回目の誕生日を迎えることになる。
良くぞここまで長生きしてきてしまったとも感じるのだ。
果たして母と同じ年齢まで生きていられるのだろうか。
そんな事を考えていた5月中旬の事だった。
雅紀からこんなことを電話で言われる。
「7月は未来さんの誕生日だね?何か欲しい物はある?プレゼントしたいんだけど?」
私はこんなことを言われると非常に恐縮してしまうのだ。
誕生日に男性からプレゼントなどここ数年頂いた事が無かった。
嬉しくないと言ったら嘘になるがこの時は欲しい物が見つからなかったのでこう言ったのだ。
「今は、欲しい物ってない気がするわ…マサさんの気持ちだけで十分よ…」
そう答えると雅紀はとても残念な様な感じで電話の向こうでうな垂れている様だった。
尚も雅紀はこう言ってくる。
「未来さん、本当に欲しい物はないの?」
「ええ、今のところはないかな?」
「そうか…何か思いついたら言ってね…」
「うん、分かったわ…」
この時はこうして誕生日プレゼントの話しは終わったのだった。
最近の私は雅紀の影響もあり、部屋の掃除なども良くやり掃除機なども頻繁にかけていた。
雅紀は料理だけではなく家事も良くこなすのだ。
そんな雅紀の影響を私は受けていた。
今年で62回目の誕生日を迎えることになる。
良くぞここまで長生きしてきてしまったとも感じるのだ。
果たして母と同じ年齢まで生きていられるのだろうか。
そんな事を考えていた5月中旬の事だった。
雅紀からこんなことを電話で言われる。
「7月は未来さんの誕生日だね?何か欲しい物はある?プレゼントしたいんだけど?」
私はこんなことを言われると非常に恐縮してしまうのだ。
誕生日に男性からプレゼントなどここ数年頂いた事が無かった。
嬉しくないと言ったら嘘になるがこの時は欲しい物が見つからなかったのでこう言ったのだ。
「今は、欲しい物ってない気がするわ…マサさんの気持ちだけで十分よ…」
そう答えると雅紀はとても残念な様な感じで電話の向こうでうな垂れている様だった。
尚も雅紀はこう言ってくる。
「未来さん、本当に欲しい物はないの?」
「ええ、今のところはないかな?」
「そうか…何か思いついたら言ってね…」
「うん、分かったわ…」
この時はこうして誕生日プレゼントの話しは終わったのだった。
最近の私は雅紀の影響もあり、部屋の掃除なども良くやり掃除機なども頻繁にかけていた。
雅紀は料理だけではなく家事も良くこなすのだ。
そんな雅紀の影響を私は受けていた。

