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幸せのカタチ
第12章 クロちゃん

何と言う偶然だろうか。
この時、偶然というよりも必然的にクロちゃんたちに呼ばれている様な気がしたのだ。

雅紀がこう言ってくる。

「これは、偶然じゃないね、クロちゃんたちに呼ばれてるんだよ…」
「そうかも知れないわ…」

雅紀は香織程ではないが少しだけ霊感を持っていた。
特に、猫の霊を良く見るのだそうだ。

仕事場で白い猫が遊んでいたという。
その猫を見てこう言ったそうだ。

「ひとりでいるの?家においで…」

そう言うと、その日の夜になるとその白い猫が雅紀の家に来たのだ。
その日から雅紀の家に入り浸っているらしい。

猫の霊は他にも何匹かいるらしく、白い猫以外に3匹の目には見えない猫が住んでいると言う。
雅紀は猫には物凄く好かれる様なのだ。

そんなことからもクロちゃんたちの事を気にかけてくれていた。
私はとても嬉しかった。

雅紀はこう聞いてきた。

「ズーラシアの前に行く?それとも後にする?」
「うーん、悩んじゃうなぁ…」

「俺はどちらでもいいけど…ズーラシアは何時から開園だっけ?」
「えっとね、9時半から16時半よ…」

「じゃ、横浜聖地霊園は何時から入れるの?」
「そうね、9時から17時よ…」

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