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幸せのカタチ
第12章 クロちゃん

「そうなんだ…3年も前の事だから忘れてたわ…」

私は本当にそんな話しをしたことを忘れていたのだ。
でも、雅紀は覚えていてこう言ってくる。

「今年の9月の連休に横浜ズーラシアに行くじゃない?その帰りにでも一緒に行こうよ…」
「そうね、そうしたい、連れて行ってくれるの?」

「もちろん、連れて行くよ…ところでお墓ってどこにあるんだっけ?」
「横浜聖地霊園の動物供養墓の虹の橋よ…」

そう言うとまたタブレットで検索し始めた。
そして驚いたようにこう言ってくる。

「未来さん、あったよ!!」
「あった?」

私もクロちゃんが虹の橋を渡って動物葬儀屋さんから貰った横浜聖地霊園のパンフレットに書いてある地図を見ていた。

「うん、ズーラシアの前の道を渡って直ぐのところにあるじゃない?」
「えー?本当に?」

私は霊園のパンフレットを見てみた。
そこにはこう書いてある。

『横浜聖地霊園は、よこはま動物園“ズーラシア”そば…』

雅紀がまたこう言ってくる。

「地図に載ってない?」
「ええ、地図に書いてあったわ…」

「こんなに近いなんて思わなかったね…」
「本当にそう思うわ…」

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