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かんじる、とろける、いまここで ~遠い記憶の長距離航路~
第1章 -完結- 20年ぶりの横浜で

静かになった隣の声に刺激されたかのように、麻美を抱く久我原の腕に力がこもり、太腿に当たる硬いものをはっきりと感じる。
スカートが裾からめくり上げられ、ボタンを外されたブラウスに久我原の顔がうずめられてブラジャーの上からその先端を甘噛みされるとこらえきれずに声が出る。
「んあぁ…」
胸の上で手に置き換わった顔はあらわになった裸の体に小さなキスを繰り返しながら下半身へ向かい、ショーツの上からまだ濡れている花芯あたりが鼻でくすぐられて麻美の背中は大きく反り、膝が浮いて曲がり、開いた。
ショーツの脇から指が侵入し、花弁を撫でながら、やがてその奥へと忍び込んでくる。
花芯をつつかれながら、蜜壺の奥襞をかきむしられて、固くこわばった久我原のものを握りしめた麻美の手が激しく動く。
「ほしいの… お願い!」
手早く服を脱いだ久我原にショーツを脱がされ、開かれた脚と花弁を割って彼のものが滑るように潜り込んで奥深くまで当たるのを感じると、それだけで麻美は頂点に達した。
「ああああぁ… いい… い、いく… いくいく、いっちゃう… いくっ!」
麻美の震えが収まるとすぐに、膝裏から抱え込まれて高く持ち上げられた両脚の間で久我原の腰が力強く、押し付けられては引かれるが繰り返され、その動きが堰を切ったように早くなっていく。
ゆっくりとした船の揺れの浮遊感に煽られてたちまちのうちに麻美はまた絶頂を迎える。
「わたし… また… い、いっちゃう…」
「あさみ… ぼくもいきそうだよ…」
「いっしょに! いっしょに、きて! きて!」
次の瞬間、リズミカルに何度も放たれた樹液が体の中心の奥壁に勢いよく当たるのを確かに感じた麻美は伸びきった脚のつま先が壁を蹴っていることも構わず、久我原の首にしがみついて引き寄せながら声を殺して絶叫した。
船が潮岬を回り夜が明ける頃、久我原の腕の中で目覚めた麻美には、明るく賑わう神戸港へ着くまでに数えきれないほどの悦びに震えた海の上の一夜だった。
スカートが裾からめくり上げられ、ボタンを外されたブラウスに久我原の顔がうずめられてブラジャーの上からその先端を甘噛みされるとこらえきれずに声が出る。
「んあぁ…」
胸の上で手に置き換わった顔はあらわになった裸の体に小さなキスを繰り返しながら下半身へ向かい、ショーツの上からまだ濡れている花芯あたりが鼻でくすぐられて麻美の背中は大きく反り、膝が浮いて曲がり、開いた。
ショーツの脇から指が侵入し、花弁を撫でながら、やがてその奥へと忍び込んでくる。
花芯をつつかれながら、蜜壺の奥襞をかきむしられて、固くこわばった久我原のものを握りしめた麻美の手が激しく動く。
「ほしいの… お願い!」
手早く服を脱いだ久我原にショーツを脱がされ、開かれた脚と花弁を割って彼のものが滑るように潜り込んで奥深くまで当たるのを感じると、それだけで麻美は頂点に達した。
「ああああぁ… いい… い、いく… いくいく、いっちゃう… いくっ!」
麻美の震えが収まるとすぐに、膝裏から抱え込まれて高く持ち上げられた両脚の間で久我原の腰が力強く、押し付けられては引かれるが繰り返され、その動きが堰を切ったように早くなっていく。
ゆっくりとした船の揺れの浮遊感に煽られてたちまちのうちに麻美はまた絶頂を迎える。
「わたし… また… い、いっちゃう…」
「あさみ… ぼくもいきそうだよ…」
「いっしょに! いっしょに、きて! きて!」
次の瞬間、リズミカルに何度も放たれた樹液が体の中心の奥壁に勢いよく当たるのを確かに感じた麻美は伸びきった脚のつま先が壁を蹴っていることも構わず、久我原の首にしがみついて引き寄せながら声を殺して絶叫した。
船が潮岬を回り夜が明ける頃、久我原の腕の中で目覚めた麻美には、明るく賑わう神戸港へ着くまでに数えきれないほどの悦びに震えた海の上の一夜だった。

