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ぬれて、あふれて、きょうもまた  ~気づかされた悦びに溺れ~
第3章 たまらなく恥ずかしくて
「広いのね」
 独立した石張りのバスルームは広々とした空間だった。
 
 珍しそうにしながら「お湯張りましょうか」と言ってカランをひねったうしろからキャミソール姿にされた優美は智之に抱きしめられて両方の胸を包まれた。
 ブラジャーにくるまれたままのやわらかい胸が掬い上げるように揉まれる、首筋と耳朶を彼の唇が這う。

「待って… だめ… ね…」
「…」
「だめ… おトイレ…」

 その声に容赦することなく智之の手の動きが激しくなる。

 胸を愛撫していた手がまだストッキングのままの脚の間に割って入ってきた。
 ざらざらした感触をとおして指の動きが伝わってくるのがたまらなかった。
 両腕ごと抱えられて自由を奪われた優美の股間をストッキングの上から彼の指が掃くように這いまわるのを感じて、掻きむしりたくなるような快感に下半身が襲われる。

「だめっ… お願いっ… おトイレ… いきたい」
「いいよ…優美… このままで」
「いやぁぁ…」

 腕が解放された優美は両手でバスタブをつかむと崩れ落ちそうになる膝が大きく開く。
 
 智之の膝に跨るような姿勢でうしろからも股間を指にいじめられて優美はもう気持ちよさの我慢の限界を迎えようとしていた。

「あああああぁ… だめぇぇ… もうだめぇ…」
「ゆみ! ゆみ…」
「あああああぁぁ… い、いっちゃう… いっちゃう… ごめんなさい…」
「ゆみぃ…」
「だめぇ… いっちゃう… い、いくいくいく… いくっ!」

 バスタブに両手をついて背中がのけ反り、膝が大きく左右に震えたその瞬間、抱きかかえられた優美の開いた脚の間から、堰き止められていたものがいちどきにあふれ出た。

「ごめんなさい、ごめんなさい!」
「かわいいよ、ゆみ… かわいい… かわいい… かわいい」

 身体を震わせながら智之にしっかりと抱きしめられた優美は恥ずかしさと嬉しさとで涙があふれて止まらなかった。
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