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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第15章 家族旅行(1)
「……あっ!」


 私はお腹を押さえて前屈みになる。


「どうした? 大丈夫か?」


 隣にいる大翔お兄ちゃんはびっくりして、私の顔を覗きこむ。


「な、なんでもないっ……」


 振動は一瞬だった。私が突然声をあげたことで、周りの人が私を見てる。


「お兄ちゃん、早く買って行こ……」


 私は恥ずかしくて、大翔お兄ちゃんを置いてその場から立ち去った。


 車に戻ると、真人お兄ちゃんが後部座席を開けて待っていて、私を後部座席に座らせた。お父さんはすでに運転席に乗っていて、大翔お兄ちゃんは渋々助手席に乗った。


「じゃあ、行こうか」


 お父さんはバックミラー越しに私を見る。お父さんに見られていると思うと、アソコが疼いた。


「そういえば兄貴、静江さんにはなんて言って出てきたんだよ」

「出張に行くって言った」

「へ〜。今までもそうやって静江さんを騙してたんだな」

「お前こそ、彼女はどうしたんだよ。ちゃんと彼女も構ってやれよ」

「は? 兄貴に言われたくねーし。てか……陽菜? さっきからどうしたんだよ、俯いて」

「……っ……」


 私は二人の会話を聞きながら、僅かに振動するバイブに感じていた。






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