この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第16章 家族旅行(2)
 そうだ、お父さんに確かめなきゃ……。静江さんが言ってること、本当なのか確かめないと……。きっと誤解だよって言ってくれる。


 私は露天風呂から出て立ち上がろうとした。でも真っ直ぐ立てない……。視界が歪んでる……。苦しい……。


「……おと……さ……」


 私はそこから意識を失った。そして夢を見た。今日家族四人で海に来た夢を――。ううん、夢じゃない。だって太陽の暑さも、冷たい海も感じるから。


「陽菜、泳ごうぜ!」


 真人お兄ちゃんが私の手を引っ張って、一緒に海の中に入った。そういえば小学生の頃も家族四人で旅行したよね。


 その時は、お父さんとお母さんが離婚したばかりで、精神的に不安定で、泣いてばかりいた。お母さんは私のこと愛してないとわかっていたけど、それでも私はお母さんに振り向いてほしくてたくさん頑張った。でもお母さんは家を出ていく時に「あんたなんか産まなければ良かった」と言って出て行った。


 それがショックで私はずっと泣いていて、そんな私をお父さんとお兄ちゃんたちは守ってくれた……愛してくれた。


「陽菜は俺たちが守る。ずっと、そばにいる!」


 大翔お兄ちゃんと真人お兄ちゃんはそう言ってくれた。そしてお父さんも……。


「陽菜が一番大切だよ」


 と言ってくれたの。



/364ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ