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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第16章 家族旅行(2)

そうだ、お父さんに確かめなきゃ……。静江さんが言ってること、本当なのか確かめないと……。きっと誤解だよって言ってくれる。
私は露天風呂から出て立ち上がろうとした。でも真っ直ぐ立てない……。視界が歪んでる……。苦しい……。
「……おと……さ……」
私はそこから意識を失った。そして夢を見た。今日家族四人で海に来た夢を――。ううん、夢じゃない。だって太陽の暑さも、冷たい海も感じるから。
「陽菜、泳ごうぜ!」
真人お兄ちゃんが私の手を引っ張って、一緒に海の中に入った。そういえば小学生の頃も家族四人で旅行したよね。
その時は、お父さんとお母さんが離婚したばかりで、精神的に不安定で、泣いてばかりいた。お母さんは私のこと愛してないとわかっていたけど、それでも私はお母さんに振り向いてほしくてたくさん頑張った。でもお母さんは家を出ていく時に「あんたなんか産まなければ良かった」と言って出て行った。
それがショックで私はずっと泣いていて、そんな私をお父さんとお兄ちゃんたちは守ってくれた……愛してくれた。
「陽菜は俺たちが守る。ずっと、そばにいる!」
大翔お兄ちゃんと真人お兄ちゃんはそう言ってくれた。そしてお父さんも……。
「陽菜が一番大切だよ」
と言ってくれたの。
私は露天風呂から出て立ち上がろうとした。でも真っ直ぐ立てない……。視界が歪んでる……。苦しい……。
「……おと……さ……」
私はそこから意識を失った。そして夢を見た。今日家族四人で海に来た夢を――。ううん、夢じゃない。だって太陽の暑さも、冷たい海も感じるから。
「陽菜、泳ごうぜ!」
真人お兄ちゃんが私の手を引っ張って、一緒に海の中に入った。そういえば小学生の頃も家族四人で旅行したよね。
その時は、お父さんとお母さんが離婚したばかりで、精神的に不安定で、泣いてばかりいた。お母さんは私のこと愛してないとわかっていたけど、それでも私はお母さんに振り向いてほしくてたくさん頑張った。でもお母さんは家を出ていく時に「あんたなんか産まなければ良かった」と言って出て行った。
それがショックで私はずっと泣いていて、そんな私をお父さんとお兄ちゃんたちは守ってくれた……愛してくれた。
「陽菜は俺たちが守る。ずっと、そばにいる!」
大翔お兄ちゃんと真人お兄ちゃんはそう言ってくれた。そしてお父さんも……。
「陽菜が一番大切だよ」
と言ってくれたの。

