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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第20章 謝罪と嘘
「あの時、やっぱり隣に聞こえてたんだな。俺も聞こえてしまったから……」

「!」


 じゃあ、私が大翔お兄ちゃんとセックスしてた音も声も、池本先生聞いてたんだ……。


「先生、私……」


 その時、教室のドアがノックされた。他の先生がドアを開けて顔を出す。


「池本先生、保護者からお電話ですよ」

「ああ、はい。すぐ行きます」

「……」

「ごめん、水嶋。この話はまた後日しよう。それと良かったら、俺のブログを見てほしいんだ」


 そう言うと、池本先生は私のスマホにショートメールを送ってくれた。そこにはURLが貼り付けてある。


「そのブログサイトには、俺たちと同じ悩みを持った人たちが沢山いる。だから一人で悩むより全然いいと思うんだ。良かったら気晴らしにでも読んでみてほしい」

「……わかりました……」

「じゃあ、水嶋。気をつけて帰れよ」


 池本先生は慌ただしく教室を出て行った。
 私はすぐにURLを開いてみた。すると『ユウ 25歳』と池本先生らしきのプロフィールが出てきて、日記一覧があった。




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