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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第20章 謝罪と嘘
「ごめん、あの男が言っていたことが気になって」


 やっぱりあの時、聞かれてたんだ……。『今度は家族以外の男とセックスするのかい?』と静江さんのセフレが言い放った言葉を……。


「……」


 私は何も言えなくなって黙った。家族とセックスしてると知ったら、いくら優しい池本先生でも軽蔑すると思う。それにもしかしたら学校で大問題になるかもしれない……。


「水嶋、大丈夫だ。俺は誰にも言わない。俺はお前の味方だ。だから、唇を噛むのはやめた方がいい」

「……っ」


 気づけば私は唇を強く噛んでいた。口の中には血の味が広がっている。


「水嶋……俺はお前の抱える悩みを多少は共有できる思う。俺も家族のことでずっと悩んでるから……」

「えっ……」

「実は……由実さんは、俺の母親なんだ」

「!?」


 私は池本先生の突然の告白に衝撃を受けた。


「先生、それって……」


 口には出せないけど、池本先生も母親とセックスしてるってこと……!?






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