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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第30章 母親との再会
「あっ……」


 そうだ私……、生まれた時から愛されなかったんだ……。


 私が女として生まれてきたから、どんなにいい子にしたって、愛されるはずがなかった。


 お母さんにとっては、私は邪魔でしかない存在。お母さんはあの人と一緒になりたかった。
 

 あの人……?
 あの人って誰?
 お父さんじゃないの……?


「お兄ちゃん……」


 私は真人お兄ちゃんの裾をクイッと引っ張った。


「お兄ちゃん、帰ろう……」


 なぜだか私は冷静だった。ううん、思考が停止しそうだった。もうこれ以上、余計な情報を頭の中に入れたくなかった。


「陽菜……。ああ、帰ろう」


 真人お兄ちゃんはお母さんの手首から手を離すと、私の肩を抱いて歩き始めた。


 お母さんは追いかけて来なかった。でもきっと私たちのことは許してはいないだろう。


「陽菜、大丈夫か?」


 真人お兄ちゃんが冷たくなった私の手を繋いでくれる。


「……うん」


 真人お兄ちゃんの手はすごく温かくて、私はこの手をずっと離したくないって思った。




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