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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第31章 もっと愛して
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「……さん、お母さん」


 私は小さな手でスカートの裾を引っ張った。


「あら、陽菜ちゃん。どうしたの?」


 私に気づいて、お母さんはしゃがんで私の目の高さに合わせてくれた。


 違う、お母さんじゃない。
 この人、誰?


「お母さん……は?」


 その人はとても優しそうな顔をしていたけど、お母さんじゃなかった。


「お母さんはお仕事なの。今日も遅くなるみたいだから、陽菜ちゃんはお部屋でおねんねしようね」

「……」


 いつからだろう、もうずっとお母さんを見ていない。


「……お母さん、帰ってこないの? なんで? 陽菜のことが嫌いなの?」


 不安で不安でたまらなくて、涙が溢れてくる。


「大丈夫よ、陽菜ちゃん。お母さんは忙しいだけなの。お母さんは陽菜ちゃんのこと大好きだから心配しないでね」


 知らない女の人は優しい声で私を抱きしめてくれる。


「本当に? 本当に陽菜のこと、嫌いじゃない?」


 私は何度もその人に問いかけた。
 でも私はわかってた。その人は優しい人だから、嘘をついてるって。



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