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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第23章 新婚旅行7日目 7月13日 ~PM~

その先には…水槽の後ろに
ディスプレイがあって
風鈴が揺れている画像が映されていて。
その水槽の前の天井から
同じ様に風鈴がぶら下げられている。
『朝顔に風鈴で夏らしいエリアですね』
「うん、風鈴がいっぱい…吊るしてあるね」
『なんかありますよね?こんな感じに
風鈴が沢山ぶら下げてあるお寺かなにか…』
京都の宇治の方に…風鈴で
有名なお寺があった気がする。
沖縄に居るけど京都のお寺に
来てるみたいな気分を味わって。
電金のエリアには
金魚を掬うおみくじ以外にも
おみくじが有料で出来る所があって。
そう言えば奈良の金魚ミュージアムにも
小さなお社がある神社みたいな
エリアでおみくじが出来たから
おみくじがここでもできるみたい。
電金のエリアを進んで行くと
またのれんが見えて来て、
この先は別のエリアになって居るみたいだ。
侍のエリアは、和風のテイストが
強く感じられるエリアで。
円柱型の水槽が沢山玉砂利が
敷かれた場所にディスプレイされていて。
割れた琉球瓦があちこちに
レイアウトされているから
沖縄なテイストも…和のテイストに
融合してる感じで。
金魚が泳いでる水槽の中に
シーサーも一緒に入ってたりして。
金魚とシーサーって言う
一緒に観る期間はあまりなさそうな
コラボレーションを見る事が出来る。
大きなシーサーだけじゃなくて
小さいシーサーの置物が
沢山水槽の中に並べられていて。
『こっちの水槽は
シーサーは数で勝負みたいですね』
「あ、こっちにも…中ぐらいの
大きさのシーサーが入ってる…」
『あ、これ…凄いですよ
千本鳥居みたいになってますよ』
水槽の中に小さい朱塗りの
鳥居が沢山並んでいて、
水槽の中が伏見稲荷大社みたいに
なって居る水槽があったりして。
壁面一面に番傘が綺麗に
ディスプレイしてある映える壁は、
奈良の金魚ミュージアムにもあった。
侍の先には……ちょっと
今までと雰囲気が一転して。
花魁の格好して写真を撮ってくれる
スタジオみたいな…ブースがあって
琉装を身に着けて、そこで
写真が撮れる感じになっている。
このエリアは雅と言うエリアで
お姫様のお部屋をイメージされている。

