この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第23章 新婚旅行7日目 7月13日 ~PM~

目指す目的地は第一牧志公設市場なので
行きはこっち側の通りを、
帰りは向こう側の通りを
歩いて帰って来ましょうかと
旦那さんが言って。ホテルがある方側の
通りを市場の方向に歩いて行く。
国際通りはいつ来ても賑やかで
今日は日曜日だし、観光客で賑わっている。
『あの店行ってもいいですか?』
「去年かりゆしを買ったお店の事?」
『はい、今年も新しいの欲しいんで』
そんな話をしながら市場のある
市場本通りの方向に
国際通りを移動して行く。
カラフルなお土産屋さんが
気になって覗いてみたり、
食べ歩きが出来るお店とかも
国際通りには沢山あるから
誘惑も多いんだけど。
今から夕飯を食べに行くから
沢山食べちゃうと量が凄いから
お腹がいっぱいになっちゃうし…。
後ろ髪を引かれつつ、
ブルーシールのお店とか…
ポーク玉子のお店とか…。
『あ、さっきもブルーシール
あったのに、ここにもありますね』
「後で、お腹にアイスが入る
余裕あったら…食べたいかな?」
向こう側にドン・キホーテが
見えて来てある意味あの
ドン・キホーテが…市場のある
通りの目印みたいな感じで。
市場本通りに入ると、
貝殻とかパワーストーンとか
サンゴとか売ってるお店とか。
フルーツパーラーとか、
沖縄のお土産を売ってるお店とか。
市場に行くまでにも沢山お店がある。
フレッシュなジュースを
売っているスタンドとかもあるし。
お土産を売ってるお店の中にも
かりゆしを扱ってる
お店もあるからちょこちょことと
気になったお店を見ながら進んで。
『あ、あそこで食べましたよね』
福助の玉子焼き屋さんを見て
旦那さんがそう言って来て。
「うん、凄い分厚い玉子焼きだったね」
『まだ時間ありますし、
あっちも見てみますか?』
と言いながら指差しているのは
市場本通りにある細い通路で
1本向こう側にある
むつみ橋通りの方に繋がって居る。
「うん、そっちは…
言った事無いかも…??」
ここお店の人が通る所
なんじゃないのって思いながら
冒険をしてる気分になりつつ。
市場本通りから隣の
むつみ橋通りに移動して
びっくりしたんだけど。

