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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第24章 Southwest Grand Hotel ~夜~

…と言うよりは、紫苑さんと…
港斗のお義母さんの亜希子さんと
旦那さんとで…水面下と言うか
私の知らないカルテルが出来てる気がする。
気になったので、旦那さんを
ちょっと問い詰めてみたら…。
双子が紫苑さんに、こっちでも
結婚式したらええやんって
言ってくれたみたいで。
生田家の面々と、双子と
双子の両親と10月の始めの週末に
淡路島の双子の家の別荘で
結婚式をしてくれるみたいになって。
私は来れそうだったら東京まで
来てくれたらいいけど、初期の
不安定な時期に無理されて
流産でもされたら夢見が悪いから
妊娠してるんだったら東京の式は
来なくていいって言う感じだったんだけど。
そうなったらリモートで参加が
出来るようにしてくれるみたいに聞いて
ちょっと内心ほっとした。
淡路島が会場だったら、
途中で休憩しながら行けるし。
双子の家の別荘でその日は
ゆっくり泊ってくれていいと
双子も言ってくれてるみたいだし。
生田家と水嶋家は付き合いが
長いみたいだし…双子の両親も
そうしてくれたらいいって
言ってくれてるみたいで。
妊活を始めるのはいいけど
気掛りにしてた事が…
いい感じに…私の体調に気を
遣って貰って周囲が進めてくれてたのを
知った感じ…だったんだけど。
『安心しましたか?巴…紫苑の
結婚式の事…気にしてたみたいでしたし…』
「うん、そうなんだよ…。
妊娠初期とかってあんまり
長距離移動とかしない方がいいとか
って…何かで見たことあったから…」
『紫苑たちも…9月が都合がいい
みたいでしたし、僕達も早めに
妊活始めたかったし…でしたから…
まぁ一番心配してたと言うか
気にしてたのはうちの母なんですけどね…』
生田家の跡継ぎになる子供に…
男の子だったらなる訳だから、
お義母さんの亜希子さんが気にするのは
私の年齢もあるし、当然と言えば…
当然の事だよなぁって…。
『巴…こっち…来て下さいよ』
と呼ばれて、旦那さんの
膝の上に乗る様に言われて。
対面座位の時みたいに、旦那さんの
足の上に乗って座った。
お風呂の中でイチャイチャしながら
ちゅっちゅっとキスを交わす。

