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第29章 ７月２６日　妊活２日目とナイトプールパーティー

ジャングリアのこの先の口コミ
見ながら、プランは考えると
小林くんは言っていて。

その後は６人で雑談しながら
残りのおつまみでお酒を飲んで。

たった今考えた
プロポーズの言葉を君に捧ぐよって
名前のカードゲームを
來翔さんが持って来ていて
みんなでカードゲームを
お酒を片手に楽しんだんだけど。

これが…結構…頭を使うと言うか
定型文的なカードに書かれている
言葉を使って、プロポーズを
１０秒で考えるってゲームで。

自分が親になると、他の
プレイヤー全員からプロポーズを
して貰って一番グッと来た
プレイヤーから指輪を受け取るって
そんな感じのゲームなんだけど。

双子……あの顔面であのイケボで
キメ顔しながらプロポーズ
されちゃったら…思わず…
キュンとしてしまいそうになって。
旦那さんに睨まれちゃったりしつつ。

このカードゲームは…女の子達との
飲み会でかなり盛り上がるらしくて。
それは２人がキメ顔するから
女の子達がメロつくんじゃないの？て
思ったりなんかしたりしつつ。

そんなことして遊んでる間に
良い時間になっちゃったから、
小林くんと葵ちゃんも帰ると言うので
ふたりを玄関まで皆で見送りに行って。

蓬莱のアイスキャンディ―は
４人で食べて下さいと言う事だったので、
來翔さんは大喜びだったんだけど。
去年來翔さんが喜んでたから
今年も買って来てくれたんだろうなって。

『ミナト～、プール入ろうや』

そう言って來翔さんは
プールに旦那さんと入りに行っちゃって。
私は有翔さんとリビングに残される。

テーブルの上に…さっきの
カードゲームのカードを並べて
ゲームでは場にある
カードしか使えないから、
どんなワードがあるのかが気になって。

その言葉を全部表にして並べて行く。

『どう？巴さんのグッと来そうな…
プロポーズの言葉はありそう？』

表にして並べたカードを
数枚並べて言葉を作ってみる。

『僕は…君の事で頭が一杯さ…、
神様がいるなら、こう言わせてくれ…。
永遠の愛は…確実に存在している…と…』

私が適当に並べた台詞を
泡盛片手にイケボで読み上げてくれて。