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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第30章 7月27日 妊活3日目

『ああ、バリアンリゾートまで
足を伸ばしても良いですし。
ああ、だったら…近い方が良いって
言うんでしたらフェンテどうですか?』
とまだ行った事がない
ラブホテルの名前を出して来て。
『フェンテ行って、魚の棚か
明石のどこかで明石焼きでも
食べて帰って来ましょうよ』
旦那さんの言葉からそのラブホテルは
明石にあるって分かったんだけど。
双子から教えて貰ったのかなって
思ってたら小林くんから聞いたみたい。
『巴、ついでに林崎松枝辺りで
海水浴しましょうよ』
旦那さんの車の助手席に座って
明石にあるフェンテって名前の
ラブホテルを目指す。最初から
目的地がラブホテルって言う
ドライブもそれはそれで
悪くないかも知れないなって
思いながら。
いや、でもついでに海水浴も
するって言ってたから…、
目的は…海水浴??なのかも?
いや違うかメインは妊活か…。
ついでにする事がメインに
なりそうな感じもしつつ。
「でも林崎松枝行くんだったら
お昼は海の家で良いかも?」
若い子とかは須磨に行くだろうけど
こっちは須磨から20分ほどしか
距離的には車で行くだけで
海もお水が綺麗で須磨みたいに
駐車場が一杯にならないし…。
私達がついでに行くみたいな
そんなノリでふらっと立ち寄れる
ファミリー層に人気の海水浴場。
海水浴が出来る準備をして
荷物をトランクに積んで貰って。
垂水のテラスハウスを出発して
国道2号線に入って、
マリンピアの方へ行く車は
相変わらず週末は多いなって
思いながらマリンピアと
その隣のアジュール舞子にある
セトレの辺りを過ぎて。
明石海峡大橋を左手に眺めつつ、
明石方面へと進んで行く。
前に皆でBBQをした明石海岸の
ZAZAZAって言う大きな
バーベキュースペースの所を過ぎて
そこの向かい側にある
ジャガーホテルに行ったねって
そんな話を旦那さんとして。
大蔵海岸の辺りを過ぎて
ちょっと行けばもう
魚の棚とか明石城がある辺りで。
お城を通り過ぎて明石川の橋を
渡った先のすぐの所に
垂水のテラスハウスから20分も
掛からない位の場所に
フェンテと言う名前のラブホテルはあった。

