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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第32章 番外編 私と旦那さんの結婚記念日 セトレ編

カルボナーラに玉子は必須だけど
そこに穴子が斬新な組み合わせだなって
そんな風に思いながら、
こってりとしたカルボナーラに
負けてない感じのしっかりと
脂を穴子から感じる事が出来て。
『カルボナーラに穴子合うんですね』
「うん穴子のカルボナーラ美味しいね」
その後は…明石鯛のソテー
そして柚子のソルベと続いて。
コースのメインである
椚座牛 フィレのステーキが運ばれて来る。
去年も椚座牛は食べたから
淡路島のブランド牛だって言うのは
記憶の端っこにあったんだけど。
ステーキの後には
淡路島のにゅう麺が出て来て。
フレンチのフルコースなんだけど
にゅう麺が出て来るとほっとする。
『夏場のにゅう麺もありですね』
「うん、まだ素麺残ってるから
今度はにゅう麺にして食べようか…」
その後は……デザートのプレートと
一緒にホールケーキが運ばれて来て。
ああ、そうだった…。
アニバーサリープランで予約したって
旦那さんが言ってたから
この小さめサイズのホールケーキが
プランの特典だったんだなって。
プレートの上には
トルタディリーゾ
ポルト酒のジェラート
ぶどうのエクレアが乗っていて。
アニバーサリープランの
特典の小さめのサイズの
ホールケーキもあったから
お腹いっぱいになっちゃったんだけど。
記念日のディナーを済ませた後は
3階のYURURIのお部屋に
戻って来る。
大きな窓のカーテンは
開けたままにしてあるから。
お部屋に戻って来た後も
目の前に明石海峡大橋が見える
絶景が私達の帰りを待っていてくれて。
このホテルのどのお部屋からも
明石海峡大橋は見えるけど
この部屋のこの窓からの
今のこの景色は…、
私達夫婦だけの…物だよねって
そんな話をソファで寛ぎながら
旦那さんと話をして。
「ちょっと待てて、お湯張りして来る」
『じゃあ僕、クラブラウンジで
飲み物とか取って来ますね』
クラブラウンジに置いてある
おつまみとか飲み物は
お部屋に持って帰って
ゆっくり頂いてもOKだから。
私がお湯張りをしに
バスルームに向かって、

