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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第32章 番外編 私と旦那さんの結婚記念日 セトレ編

旦那さんはクラブラウンジに
飲み物と…おつまみを
取りに行ってくれて。
2人でもゆったりと入れるサイズの
湯船に適温のお湯を水栓を閉めて
湯船の底の方にちゃんと
溜まって行くのをしばらく見守る。
湯船の底の方に…お湯が溜まって行くのを
ぼんやりと見ていると、ドアの前で
旦那さんが声をかけて来て。
両手が塞がってるのでドアを
開けて欲しいって事だったんだけど。
トレイとグラスを持った
旦那さんがドアが開けられないから
って私に助けを求めてたから
お部屋のドアを開けてあげた。
『すいません、巴。
ドアありがとうございます』
「ううん、それはいいけど…
沢山持って来たんだね…おつまみ」
ミックスナッツとかクッキーとか
ドライソーセージとかチョコとか。
『あ、はい、何が食べたいか
分からないんで、全部持って来ました』
置いてあったおつまみ類を
全部持って来たみたいで。
グラスも…ビールに梅酒に
柚子酒にワインにって…
沢山持って来てたから…
両手が塞がってしまってドアを自分で
開けられなくなっちゃったんだろうけど。
『ソファのテーブル小さいんで
そのデスクで食べましょうか』
「凄いね…これだけあったら
ちょっとしたお菓子パーティーだね」
ライトアップされた明石海峡大橋が
デスクの前にある椅子に座ると
丁度自分の視線の高さになる。
『下から見上げるか、自分が
橋を渡るか、遠くから見るのは
あってもこの視線の高さで
明石海峡大橋見れるのは…ここだけですね』
旦那さんがグラスにビールを
2杯汲んでくれてたから。
『セトレの夜に…乾杯』
「うん、乾杯」
チンっとお互いの
ビールのグラスを鳴らして乾杯をして。
生ビールを頂きながら、
おつまみを…もぐもぐして。
ディナーの時も手結構…
ワインを頂いてたから…
更に追加で…お酒飲んじゃったら…。
『巴…ちょっと酔ってますか?』
「え?…あ、もしかして…顔赤い?」
『ええ、いつも赤くなったりしませんけど…』
「うん…寄ってるみたい…、
結構…ディナーの時に飲んでたから…」
『あ、そうだ…この部屋の電気って
何パターンかに調光出来るようになてて
夜景モードもあるみたいですよ』

