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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第32章 番外編 私と旦那さんの結婚記念日 セトレ編

夜景モードにすると
夜景が良く見えるように
お部屋の全体の灯りはトーンダウンする。
夫婦で…お酒を飲みながら
夜景を眺めるのに…いい感じで。
『折角、何枚かありますし
レコードこっちにしてみましょうか』
そうだ、お部屋のレコードも
3枚用意してあったから
他のレコードに交換しますねと
旦那さんがレコードを別の物に交換してくれて。
ゆったりとしたリズムの…
音楽が…お部屋に中に流れる。
椅子は2つだけど…真横に
椅子を寄せて来て座れば
旦那さんの肩に自分の頭を
預けて…座る事が出来て。
『巴……キスでも…しちゃいましょうか』
「うん…そうだね、キスでも…しちゃいますか」
旦那さんの言葉にそう返事を返すと
ちゅっ…っと旦那さんの頬に
こっちからキスをして。
お返しに旦那さんが
私の頬にキスをしてくれる。
ちゅちゅっ…と…頬にキスをして
旦那さんのキスが唇に近づいて来て。
『折角ですし…チョコ味にしましょうか』
おつまみとして持って来ていた
包んである粒チョコを
自分の口に含むと。
旦那さんがキスをして来て。
お互いの舌と舌を…絡ませて
間にあるチョコレートの粒を…
お互いの体温で溶かして行く。
ねっとりと…舌を絡ませ合うと
口の中にチョコレートが溶けて
溶けたチョコの香りが広がる。
『チョコ味…のキスも…悪くないですね』
そう旦那さんが感想を述べていて
くすくすと…思わず笑ってしまう。
『そろそろ…お風呂…入れそうですかね?』
「ちょっとどんな感じか見て来るね」
そう言ってデスクの所から巴が
立ち上がるとバスルームに
お湯張りがどれぐらい出来ているかを
確認するために向かった。
「港斗、お風呂もうは入れそうだよ」
お湯張りはほぼほぼ終わっていたので
洗面所の所の壁のくりぬかれた壁の
所からリビングに居る旦那さんに
巴が声を掛けた。
『じゃあ、そっち行きますね』
旦那さんが立ちあがって
こっちに移動して来て。
『巴…、僕がそのワンピース
脱がせても良いですか?』
「そ…それは…別にいいけど…ッ…」
今からお風呂に入るんだから、
これを脱がないと入れないし…。

