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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第35章 プレミアガーデンでの夫婦の夜

顔の水分を拭き取って
シートパックを顔に乗せて
洗面台の横の部分が
メイクが出来るドレッサーに
なっていて椅子も備え付けてあるから。
その椅子に座って
ドライヤーを掛けていたら。
旦那さんがグラスに
冷たいお水を持って来てくれて。
『ポカリもあったんで、
ポカリも持って来ましょうか?』
お部屋の冷蔵庫の中に
有料のドリンクがあって。
その中にあるスリムな缶の
ポカリを旦那さんが持って来てくれて。
「ありがとう…」
ポカリとお水と交互に飲んで
やっと…顔が熱かったのが
落ち着いて来た感じで。
『さっきついでに部屋のエアコンも
ガンガンにして来たんで、
また寒いって思ったら言って下さいね』
飲み物を取りに行った時に次いでに
お部屋の温度設定を下げて来てくれたみたいで。
髪の毛を乾かし終わって、
洗面台の前で2人で仲良く並んで
一緒に歯磨きをする。
『洗面台の鏡越しに夜景観れますよ』
洗面台の鏡に湯船の向こうにある
窓の外の景色が映って見えていて。
歯磨きしながら夜景が楽しめる。
「あっち向いて磨いたら、
夜景観ながら歯磨き出来るけどね」
『それもそうですね』
旦那さんと一緒に…水回りの
部屋から戻って来て。
「わぁ~、凄い…涼しいね」
『3度ほど温度下げてるんで、
その内寒くなって来るかもですけどね。
さて、そろそろ名残惜しい感じですけど
部屋のカーテンは閉めないとですね』
リビングの横の奥まったスペースが
ベッドルームになっていて、
このままだと…外から丸見えに
なってしまうので…大きな2面の
窓のカーテンを旦那さんが閉めて。
それまで見えていた…神戸の
ベイサイドの夜景をカーテンで
遮ると。2人だけの空間になる。
「あ、ちょっと待って…
チェックインの時に貰った
アロマオイルがあったから…」
ベッドの頭元の所に
アロマランプがあって、
そのランプにはホテルの名前が入ってる。
チェックインの時にアロマオイルの
ボトルが貰えるから、この中に
数滴オイルを垂らして
ランプを付けると。
『部屋の電気、消しちゃいますね』
お部屋の明るさを旦那さんが
落としてくれて。

