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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第35章 プレミアガーデンでの夫婦の夜

ベッドサイドにあるアロマランプの
ぼわっとした優しい灯りと、
アロマオイルの香りが…
ベッドルームの辺りを包み込んでいる。
『いい香りがしますね…アロマオイル』
「うん、前に来た時に
貰ったオイルと違う香りみたい」
アロマオイルの香りを
鼻を近付けて嗅いでいると。
旦那さんはベッドの上で寛いでいて。
『さっき巴にサービスして貰いましたし、
今度は巴が…サービスされる側ですよ?』
と言われてここにどうぞと
ベッドの中央の辺りを
旦那さんが手でポンポンして来て。
その辺りに身体の真ん中が来る様に
巴がベッドの中央に寝ころんだ。
『今日からまた1年
よろしくお願いしますね。奥さん』
「こちらこそ、これからも
港斗の奥さんとして
よろしくお願いします。
旦那さん…、大好き…ッ…」
こっちから手を伸ばして
旦那さんの肩に腕を回すと
自分から唇を旦那さんの唇に重ねた。
こっちからしたキスだったけど
旦那さんに…キスの主導権を
いつの間にか握られてしまっていて。
していたキスのはずなのに
いつの間にかされているキスになる。
「んふっ…、んっ、港斗ッ…好きッ…」
『ははは…、今夜の奥さんは…
好きって言いたい気分なんですか?』
「言いたくも、なるでしょ?
だってこんな素敵な…
結婚記念日…を過ごしてたら…
好きって旦那さんに言いたくもなるよ?」
ツンっと…話していた唇に
旦那さんが人差し指を添えて来て。
『でも…僕は…1年365日
いつでも…奥さんの事が…
大好きですし、いつでも
巴の事を愛してますけどね?』
「ううっ…、そんな…風に言っても
何にも…出て来ないよ?」
『巴の好きが沢山聞けて
僕は…満足してますけどね。
後は…巴のイキ顔と…イキボイスを
堪能させて貰えれば…旦那さん的には
大満足になりそうですけど……ね?』
ある意味…それは…毎日
結婚記念日とか…関係なく…、
沢山堪能してるんじゃないの??って
思ってしまったんだけど…。
『巴、枕の下に手入れてみて下さいよ』
「ま、枕の下に何かあるの?」
旦那さんが枕の下に手を入れてみてと
言うので、言われたままに手を入れると。

