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第37章 番外編　その２　『私』の誕生日

テーブルの上に並べて
旦那さんを呼んだ。

冷蔵庫に牛乳があるから
それをグラスに注いで置いた。

「港斗…朝ご飯出来たよ」

『あ、これ…バーガーですか？
これ…昔からありますけど
何気に美味しいですよね…？』

旦那さんはコーヒーメーカーを
セットしに行って、テーブルに戻って来る。

一緒にいただきますをして
旦那さんと一緒に朝ご飯を食べて。

私は旦那さんにお片付けを
お任せして…、お化粧をする。

私が…お化粧を終える頃には
旦那さんも…片付けをして
コーヒーも飲み終わって洗った後で。

旦那さんの車のトランクに
ピーコックグリーンの
キャリーバックを積んで貰って、
私は助手席に乗り込んで
シートベルトを締めた。

『さ、巴。忘れ物ないですか？
じゃあ、出発しますよ？』

とりあえずコンビニ寄りますねと
言って…垂水のテラスハウスを
旦那さんが運転する
車は出発をして。

垂水を出発して須磨方向へ向かう…。
目的地が京都なんだから…
こっちに向かうしかないんだけど…。

途中でコンビニに寄って
車内で飲む飲み物を買って。

須磨シーワールドを過ぎた先の
阪神高速３号神戸線で…
神戸を…東に向かって進んで行く。

西宮から名神高速道路に乗って、
名神でこのまま京都まで
って思ってたら…旦那さんが
運転する車は……吹田で…降りて。

『ここら辺で休憩しましょう』

右側には…太陽の塔のある
万博記念公園が
左側には…白い観覧車のある
ららぽーとエキスポシティが見えていて。

旦那さんが運転する車は、
ららぽーとの駐車場に入って行って。

『土日は９時半から営業してるんで
丁度いいぐらいの時間ですよ？』

「営業してるって…言うと…
ニフレルに行くって事？」

『移動、休憩しながらがいいと
思いますし、巴のリクエストは
水族館でしたら。ニフレルを
水族館に分類するのは微妙かも
知れませんけど…半分動物園で
半分水族館みたいな感じですし…』

垂水のテラスハウスからは
ニフレルは…車で１時間ぐらいで…。

丁度…９時３０分から
ニフレルがオープンすると言う事で
入口の前で数分待てば
丁度オープンするぐらいに
到着する事が出来て。