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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第37章 番外編 その2 『私』の誕生日

『あれ、あそこにいるのもしかして…』
入口でオープンを待っている
人の中に見慣れた人を見つけて。
「あれ…もしかして…も
もしかもしなくても、山崎さん?」
後ろから名前を呼ばれたから
反応して2人がこっちを振り返って。
『あ、どこかで聞いた事がある
声が聞こえたと…思ってたら…
生田さんのおふたり…でしたか…』
『お久しぶりです…偶然ですね』
話を聞いてると…2人は…
明日万博に行くみたいで。
今日明日と大阪旅行を楽しむ予定なのだそう。
この後は中之島行って、
道頓堀とか新世界とかに
行く予定なのだそうで。
私達の予定を聞かれて
この後は京都水族館に行くと
話をしたんだけど…。
京都も良いですねなんて
しばらく話をして。
偶然再会した山崎さん夫婦と
また出会えて驚いたんだけど。
『また、海遊館とかで
ばったり会いそうですね』
と旦那さんが言ってたから
海遊館も…プランに
入ってるみたい。
その後は…ニフレルを見て、
中のカフェで休憩して。
旦那さんが乗りましょうよって言うから
私はどっちでも良かったんだけど。
真っ白い大きな観覧車に乗って。
また駐車場に戻って来る。
『あっちで昼食べましょうね』
さっきニフレルのカフェで…
旦那さんが頼んでた
ホットドックのセットの
ポテトをちょっと摘まんだし。
自分はアイスを食べたから
まだそこまで空腹って感じでもなくて。
ニフレルから車で30分程で…
目的地である京都水族館がある
梅小路公園の近くにある
有人の駐車場に到着した。
『店、予約してあるんで…』
とお店と一緒に
駐車場も予約してくれてたみたいで。
駐車場の入口の管理人さんに
名前を告げると番号が書かれた
紙をくれて。その番号が
書いてあるスペースに車を置いて。
京都水族館の建物は目の前だし
ランチのお店は丁度
駐車場のお隣にある感じで。
『おばんざいのビュッフェみたいな
感じの店なんですけど、オプション
追加したら席予約出来る
システムだったんで、それで
席予約してあるんで入りましょう』

