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第37章 番外編　その２　『私』の誕生日

『てか１サイズの違いで
価格違い過ぎませんか？』

「でもLLが８５cmで
LLLが１５５cmだよ？」

サイズが倍ほど違うんだし
それぐらい…の差になるのかも？
ぬいぐるみって大きければ
大きい程どうしても高くなるし。

『じゃあ、こっち買いましょうよ
トートバック付きで僕持ちますし』

LLサイズを購入して
トートバックに入れてもらうと
丁度バックから顔が出るサイズで。

これを持ってる旦那さんを
写真に撮りたい気分になりつつ。
今これを持ってしまうと
荷物にしかならないので。
ぬいぐるみをカゴに入れるのは
最後にする事にして
他の物も見て回る事にした。

「見て見て、これ可愛いよ
和菓子だって、可愛い～」

海の仲間達の形をした
可愛らしい和菓子があって。
種類は全部で８種類
１つ２５０円でお値段も
お求めやすい感じで
単品売りと８個セットがあって。
お土産にって思ったけど
生ものだったから…これは
夜に自分たちで食べる分で
それぞれ…気になるのを選んで。

チンアナゴとあざらしと
どっちも可愛すぎて
悩んでたんだけど。
旦那さんは…、
オオサンショウウオ一択だったみたい。

『そんなに悩むんだったら
両方買えばいいですよ』

と言って両方をカゴに入れてくれた。

家には日持ちする感じの
お菓子を買う事にして。

レジに行く前に
オオサンショウウオを
一緒に持って持って行った。

ミュージアムショップの外は
館外になるので。
入口の所に戻って来る。

京都水族館と書かれた
建物の前で、戦利品の
オオサンショウウオを持った
旦那さんの写真を撮って。

『さ、巴。この後は…８番出口
二条に観に行きましょうよ』

来た道を戻って行って、
ちょっとミニストップに寄って。
新しい飲み物を調達して。

車を置いている駐車場に戻った
料金を入口の管理人さんに支払って
お礼を言って駐車場を後にする。

梅小路公園からは二条にある
TOHOシネマズ 二条を目指す。
とは言っても…距離としては
車で１０分ぐらいの距離で。

TOHOシネマズ 二条の入っている
BiVi二条の駐車所に車を置いて
建物の中に入った。