この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第37章 番外編 その2 『私』の誕生日①
※注意※
※国宝のネタバレを含むページです※





そう言えば…国宝にも若い二人が
お座敷遊びをぎこちなさ
全開で楽しむシーンあったなって。

そんな風に思いながら
ある場所に辿り着いて。
ベージュの様な色をした
その建物を見上げた。

壁の上の方の六角形の窓の
様な装飾の下に…浪花座の
文字が…見えるような気がして。

映画のワンシーンが浮かんで来る。

「あ、ここ…映画の序盤の方に
出て来た…あの…浪花座だよね?」

『流石ですね、巴。
ここは先斗町歌舞練場って
言う場所なんですけどね。
映画では浪花座になってた所です』

「じゃあ、この道が…あの…
車でこんな所良く通るなて
思ってたあの人通りが多い
凄い狭い道幅の道って事?」

ここがあの…浪花座に
なってた場所かぁ~って
思いながらその歴史を感じる
先斗町歌舞練場を外から眺めて。

9月の末までは…普段は
内部は公開されてないけど
建物の1階と2階を見学できる
ツアーが開催されているのだそう。

先斗町歌舞練場の内部の一部も
国宝のロケに使用されているみたいで。

外から外観をスマホに
数枚記念に納めた。

国宝の聖地の1つ、
先斗町歌舞練場から
歩いて5分程の場所に
旦那さんが行きたい場所があって。

建物と建物の間の
細い路地が目的地だった。

『着きましたよ、巴』

金魚の入った木の桶が
置かれていてその中を
私が覗いていると。

この木の桶が置かれた路地が
旦那さんが行きたい場所なのだそう。

見落としやすい場所だから
観光客にもあまり知られてない
穴場的なスポットみたいで。

『23時までライトアップ
されてるんで、夜でも来れますよ』

建物と建物の間の…人とすれ違うのも
難しいぐらいの幅の路地に、
水槽や桶が並べられていて。

金魚やメダカがその中で泳いでいる。

”路地水族館”と書かれた
行燈からはぼわっとした
優しい明かりが周囲を照らしていて。

幻想的な…空間が…広がっている。

「わぁ、凄い…素敵な…所…」

『昼間も雰囲気ある感じですけど、
来るなら夜が良いかなって…』

知る人ぞ知るスポットの様で。

/595ページ
※結果は非表示に設定されています
エモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ