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性交私立緊縛高等学校
第1章 1年生
思春期

「皆さん、突然だけど、なぜ高校生になったら緊縛を始めるのか分かる?」
あの巨乳先生こと山本先生が生徒に向かって質問をする。

「……」
しかし、なかなか答えられる質問ではない。

「それはね、高校生はいわば思春期。思春期になると体が著しく成長するから。というのも、高校生というのは大人の体に近づいてきた時期であり、緊縛をするのに適切な時期でもあるのよ」

一人の女子が下を俯く。
彼女は恥ずかしがり屋の斎藤杏。顔はそこそこ可愛いものの、初対面の人と話すのが苦手らしく、とにかく陰キャ。

そんな彼女を嫌ったのか、山本先生はニヤリとしながら杏の手を引っ張った。
「ちょっと来なさい」

杏は、教卓の前に立たされる。みんなに見られるのが恥ずかしいのか、またもや下を俯いた。けど彼女も何がどうなったのか、さっぱりらしい。

「あなた、私が喋っている時に俯いていたよね?そういう子にはお仕置きが必要だよね?」

「ぅ……」
非常に微かな声だったが、確かにそう聞こえた。彼女は涙目を浮かべている。これから拷問でもされてしまうかのようだ。

しかし、周囲の生徒には先生を止めることすら出来ない。それをするのが怖いのだ。

「痛いかもだけど、我慢してねー」
そう言って、山本先生はニヤニヤとしながら白チョークを片手に持った。その笑みは、まるで虐めを始めるかのように見えた。
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