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落ちない女を落とす方法
第12章 昴と美和の未来

映画館を出た2人は指を絡めたまま昴の勧めるカフェへと向かった。


「素敵なカフェね?もしかしてデートでよく来ていたのかしら?」

「いや、初めてだ」

「ふふっ‥無理しなくても良いわよ」

「ウソじゃない。俺は女とまともにデートしたのは‥いや、違うな‥これが初めてのまともなデートだ」

「‥以外」

「俺は本気で惚れた女としかデートはしない」

「本気?」

「ああ」


カフェを出て昴は美和を連れてある場所へと向かった。


「これかな‥いや‥これも似合うな‥美和、これ全部着てみろ」

「え⁉︎」

「ほら、いいから」

「あ、うん」


「あのドレスたちに合う靴とバッグを見せてくれ」

「はい、かしこまりました」


「あの‥着てみたけど‥」

「‥‥‥」

「ほら、やっぱり似合わないわよ」

「いや‥綺麗だ‥これに合う靴は?」

「こちらは如何でしょうか?」

「美和、履いてみろ」

「うん‥」


「これ、着ていくから。それと、これと‥これと‥これもだな‥このカードで」

「ありがとうございます」

「えっ‥いいわよ。こんなに‥良くないわよ」

「俺がしたいんだ、黙って受け取れ」


昴が選らんだドレスとヒールとバッグを身につけ昴の車に乗り込んだ。

もうその頃には街はすっかり日が落ちイルミネーションがキラキラ輝いていた。

美和は車の窓から、街の光に目を奪われていた。

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