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僕の愛する未亡人
第13章 欲しがる未亡人 本間佳織②
「本間さんなら……されても嫌じゃないですよ」

はあっと冴子のため息が漏れる。
その言葉に、佳織の腹の奥に甘い痺れが広がる。

「だ、だめ、そんな……」

そう言うが、加虐的な佳織を想像する冴子に胸が高鳴ってしまう。

「本間さん……あたし、ダメって言ったのに、寝室でオモチャ使って……虐めたでしょぉ……? 忘れられないよ」

普段はクールな冴子の声が、佳織に甘えるような声色になっていく。

「予定なかったら……更衣室なのに、もっと……触ってくれた……? あたしのこと、触りたかった……?」

声の揺らぎや熱が、距離を超えて伝わってくる。
直接触れ合ってはいないのに、冴子の存在が全身に染み渡るようだった。
佳織は思わず息を飲む。答えることができなかった。

「……本間さん、聞いてくれてる……?」

甘くもあり、少し不安げでもあるその声に、佳織の指先が無意識に震える。
心臓の鼓動が早くなり、呼吸も浅くなる。

「……聞いてる……よ」

口に出した声はかすれ、震えた。離れているはずなのに、冴子の声に支配されて、どうしようもなく、腹の奥が痺れる。

「ん……ふぅ……聞かれてると……思うと……」

佳織はスマートフォンを握る手に力を込めた。
離れているはずなのに、冴子の声に支配されて、どうしようもなく、腹の奥が痺れる。
小さく息を吐き、佳織は耳元の声に身を委ねた。

「は……ぁ、今日……たくさん、おねだりしたのに…本間さんがいい。いつ、してくれるの……」

「あ……」

恥ずかしくなって、思わず声を出してしまう。

「クリ、ん、すごい……パンパン。いっちゃう……」

電話越しに冴子が小さく、だが確かに絶頂を迎えそうなことを伝える。
声が途絶える代わりに、次第に冴子の呼吸が浅くなり、ノイズが激しくなる。
そして、短く「んっ」と甘い声が聞こえた――

「――本間さんで、いっ……た……んん、しゅごい……」

「も、もう……明日……仕事で顔見れないよ」

「何でそんな意地悪言うの…? エッチなことしてきたの、本間さんなのに」

甘える冴子の声に、体が震える。

「まだ、聞いて。………ナカ、掻き回して欲しい」

「これ以上は恥ずかしいから……男の人に、してもらいなさい」

頬を赤らめ、声を震わせながら口にした言葉。
でも、耳元でまだ微かに聞こえる冴子の吐息が、理性をさらに揺さぶる。
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