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僕の愛する未亡人
第6章 はじめての愛撫
かなりの疲労感の中、いつの間にか眠っていたらしい。
誰かが布団に潜り込む気配がして、髪を撫でられた時にうっすらと目を開く。

「起こしちゃったね、ごめん」

「あ……いや、僕寝て……」

「ほんの十分くらいだと思うよ。シャワー浴びてる間だったから」

照明を調節するボードの辺りに、冴子は髪を留めるクリップを外して置く。ふわり、と冴子の髪の匂いが漂い、心地いい。
寝起きの子供が母親に抱きつくように、理央は冴子の背中に右手を回す。

「……どこも痛くない?」

「ん、通常運行」

ふふっと冴子は微笑んで、理央の柔らかい髪に指を通すようにして撫でる。

「飯塚さんとぎゅーすると安心する。気持ちいい」

「上司だからじゃない? エッチだけしてるわけじゃないし」

「ん、そうかも。人肌って安心感あるんだなと思って」

冴子の指が襟足の髪を撫でる。首がくすぐったい。

「――あたしたちみたいにエロだけしてると、それ忘れるんだよね。寂しくてしてるわけじゃないから」

「それに独占したくなった、飯塚さんのこと」

理央は顔をゆっくり上げて、つぶらな瞳で冴子を見やる。
ぽんぽんと冴子は背中を軽く叩いた。

「それは、今だけだと思うよ。相手が本間さんじゃないから、寂しいって思ってる証拠」

「むぅ、何かそういうんじゃなくて……」

「自惚れかもしれないけど、職場で信頼しあってるからでしょ。その延長線で、本間さんにはできないことをぶつけられる」

冴子は微笑んだ。

「イラマチオなんて強引なこと、佐藤くん優しいから本間さんにはしないと思う。あたしは喉の奥までされると、むしろ嬉しいタイプですが」

「ちょ、もぉ……すみません」

先程の強引な行為を思い返して、冴子から目を逸らす。

「いいの、あたしは好きだから。でも……涙目になってる本間さんは見てみたいけど」

「――何かさっきからちょいちょい、本間さんのエッチなところ想像してません?!」

「そりゃするでしょ……上品な奥様が佐藤くんに抗えないの想像しただけで、すごくどきどきする。佐藤くんだって……頭の中では、本間さんにひどいことたくさんしてるくせに」

頬を軽く指先でつつかれ、にやりと笑われる。

「む、むぅ……本間さんぽいAV女優が出てるDVD……借りちゃったりして」

「ほーら」
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