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僕の愛する未亡人
第6章 はじめての愛撫
理央は即座に答え、佳織を力強く抱き返す。
そんな二人を後ろから抱きとめながら、冴子は胸の奥が焼けるように熱くなる。佳織の唇が震えた時の感触が、忘れられない。
冴子は鼻先を佳織の髪に押し当てると、ふわりとシャンプーの匂いが鼻腔を伝う。その瞬間、冴子の中に、理性を侵すようにいやらしい気持ちが込み上げてくる。

そして――佳織は、自ら理央の唇を奪った。
受け身でしかなかった彼女が、とうとう舌を絡め始める。

「ん……っ」

唇が重なり合う音が、先ほどよりも濃密に、室内に響いた。
佳織の変化を目の当たりにしながら、冴子の腕にも、どうしようもない熱がこみ上げていく。
理央の強引な行動を助ける自らの行動を恥じたが――結果的に良かったのかもしれない。
そう思った瞬間、冴子の手は自然に佳織の胸元へと伸びていた。

「ん、んぅ……!」

突然の愛撫に、佳織の体がびくりと跳ねる。シャワーを浴びた彼女は、Tシャツの下に下着を身につけていなかった。
柔らかな果実を掬い取るように包み込み、その先端を指先で捏ねると――

「ん、んん……っ」

佳織の唇から、理央との口付けに混じって甘い声が漏れた。

「柔らかい……想像してた通りですね……」

冴子の囁きに、佳織の意識が一瞬だけ冴える。
――理央にすら触れさせたことのない場所を、冴子に触られている。その事実が、羞恥と背徳とをないまぜにして胸を締めつけた。
びりびりと電流が走り、理央との濃密な口付けの中で、もう何も考えられなくなる。

「さ……と……うくん」

「どうしたんですか……?」

ただ抱き寄せるだけの理央が、切なそうな目で佳織を覗き込む。
その視線に耐えきれず、佳織は喉の奥からやっと言葉を絞り出した。

「お願い……触っ……て……」

その瞬間、自分の口から出た言葉に、佳織の胸は羞恥で張り裂けそうになる。
背後でその声を聞いた冴子がにやりと口角を上げると、さらに佳織の胸を指先で捏ねる。

「いやらしいお願い……本間さんがそんなこと言うなんて」

囁きながら、胸を弄ぶ指先にさらに力を込める。そして、髪の隙間から覗く耳の端を甘噛みすると――
佳織の体がまた大きく跳ねた。

「も、佐藤……く、ん……」

理央は佳織の震える声を受けて、唇をわずかに震わせる。
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