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僕の愛する未亡人
第6章 はじめての愛撫
「……いいの?」

切なさと欲望が混ざった声が、佳織を追い詰めるように響いた。

「もぉ…下着の中……だめなの。触って……」

佳織は泣きそうになり、声を震わせながら理央に抱きつく。
果たしてこれは自分のせいなのか。むしろ冴子に焦らされたせいではないのか――嫉妬心が芽生えつつ、おそらく自分だけなら、彼女の心を開くことができなかったかもしれない。

恐る恐る口付けをすると意を決し、そっとハーフパンツの中へ指を滑り込ませる。
その様子を後ろから抱きとめながら、冴子は目を細めた。
――佳織が自ら理央を求める時を、誰よりも近くで味わえる優越感に浸る。

理央はTバックを身につけている佳織の、細いクロッチの部分を縦になぞる。

佳織の体は跳ね、声を漏らす。理央の指先の感触と、背後から冴子に抱きしめられる感覚が、羞恥と快感とを交錯させる。
自分の意志で求めつつ、体は理央と冴子の両方に翻弄され、理性の限界を感じていた。

「んっ……あ……」

耳元で冴子の息がかかり、唇がかすめるたび、佳織の心と体はますます熱を帯びていく。
さらに指が下着の中に入り込んできた。
理央の指先がじかに、ぬるりとしたそれに触れた時、理央を強く抱き締めて、自ら唇を奪う。舌を絡める。

その瞬間、冴子の手がさらに大胆に動く。佳織の胸を揉み、指先で乳首を刺激する。
佳織の小さな叫びと、唇から漏れる甘い声が、理央の胸に響く。
理央はその声に応えるように、指を陰核に這わせ、動かしていく。

「さ、佐藤……く、んっ、んん、やだ、ぁ……う、恥ずかし……っ」

佳織はぽろぽろと涙を流していた。
それは羞恥の涙か、それとも抗えない快感に震える涙なのか。夫以外に決して見せたことのない姿を、今さらのように思い出して震えているのだろう。
だが理央は何とか、開かれたこの姿を閉じたくなくて、優しく指を動かしていく。
背後から冴子は、涙を流す佳織を抱きとめながら、その震えを誰よりも近くで感じ、ぞくりと身を震わせた。

「だ、だめ、いく……っ」

ついに佳織が理央の愛撫に耐えきれず、体を大きく震わせて絶頂に達する。
震えと甘い声を理央の胸に押しつけながら、涙を散らすその姿に、理央の胸も強く締めつけられた。
――冴子となら、きっと簡単に終わること。
だが佳織と重ねる一瞬は、こんなにも重く、切なく、手放せないものだった。
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