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僕の愛する未亡人
第9章 はじめての朝
――昨日、相当無茶をしてしまった。
佳織は長めのため息を付きながら、真横に裸ですやすやと眠る冴子の髪を撫でる。
白い肌の複数の痕は自分がつけていないにせよ、彼らがしたことと何ら変わらない。佳織はそう思った。
甘えているのだと言い、何度も強制的に絶頂を迎えさせた。
大事な後輩だから、――大事な後輩なのに。

背を向ける冴子の肩に唇を押し当てる。
大事な後輩だと思いつつ、また、彼女に対する欲求が湧き上がる。

「ん……」

冴子がのろのろと佳織の方を振り返る。

「何時……?」

「寝てていいよ。息子、まだ帰ってこないから」

「ぅ……ん、腰……動かなぁい……」

裸のままの佳織を引き寄せて、冴子は言う。無茶をした証だった。
だがそれでも、抱き寄せられたせいで、欲求が膨らんでいく。佳織は髪を撫でる指先を首筋から肩へと滑らせた。そのせいで、冴子の唇からかすかに声が漏れる。
さらに、指先がそっと乳房の輪郭に触れる。ふわりと柔らかい感触が手に伝わった。

「本間さん……動けないってば、まだ……」

囁きながら指先を少しずつ動かすと、冴子は恥ずかしそうに肩を震わせる。反応を確かめるように、佳織は胸元で指先を動かしながら、頬や耳元にも唇を這わせる。

「ん、ん……もう、朝……でしょぉ? 佐藤くん……起きちゃう……から」

「嫌……?」

「ん、嫌とかじゃなくて……スイッチ入ったら、止まんなくなるからダメ。本間さんともっとしたくなるから」

動けないといいつつ、佳織の頭を引き寄せて言う。
その言葉に佳織の顔が、さらに腹の奥も熱くなる。
佳織はそのまま乳房の感触を確かめるように手のひらで優しく撫でた。

「んん……だーめ、本間さん……二人の時……」

冴子は普段なら、男性と泊まって行為を行なうことがない。だからこんなに長く責められたことがなかった。
疲労困憊、そしてリビングには理央が寝ているという状況――それでも寝起きに密着された佳織の柔肌に、疼きを覚える。

佳織は冴子の言葉に一度動きを止める。
だが、手のひらにはまだ柔らかい温もりが残り、そこから離れられない。

「……二人の時、ね」

佳織は囁きながらも、親指でそっとふわふわの胸の頂きの位置をなぞってしまう。
そのわずかな刺激に、冴子の身体が小さく震えた。
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